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2004年11月

1日(月)
 う〜ん今日は一日税金関係でワヤワヤしていた。去年の株式売却益への住民税を、なんで今になって払わなきゃならないんだと思いつつ納税。絶対国税と一緒に徴収してくれた方が気持ちがいい。自分で払うと怒りがこみ上げてくる。脱税したくてしたくてたまらないのだが、脱税のリスクを考えた時に唯々諾々と納税してしまう小市民な俺^^;;;しかし、税率高いぞ、何でこんなに多額の納税するんだろ…また来年1月末日にも払えって言われているから、それも思うと今から憂鬱になってくる…

 そして、給料の年末調整の書類作成です。配偶者とか扶養者とかいないのに、あの書類はなんで全員提出なんだろうか。。。面倒だ。。。。病院代出しているからオリビアを扶養犬に入れたい気分かも。まぁ、保険料の控除は喜び勇んで記入していたんですが、控除が受けられると分かっているから保険に加入したって言うのもありますし、これは待っていましたとばかりに記入。でも健康保険だけでなく個人年金も控除がきくんですね。じゃぁ枠を余らせておいても仕方ないので、入りたい気もするんですが、この低率の中で年金入ってもなぁ。何かクーポン券って使わないと損をした気分になりますが、控除枠って同じ範疇に属していますよね。ぐるなび気分。

3日(水)
 さてさて、4年前はフロリダでしたが、今年はオハイオですか。でも、30万票差でゴアが総得票数でリードしていた4年前と異なり、今回は総得票数でも300万票以上ブッシュがリードですからね。アメリカの民意はブッシュで間違い無しという所でしょうか。ブッシュの勝因、というよりもケリーの敗因は、あの陰気臭い顔と、ケチャップ屋の女房の失言オンパレードだとは思いますが、エドワーズなりヒラリーを出していたら、民主党の大統領誕生だったのではないでしょうか。1年間選挙戦を戦う中で、最初は鉄板だと思われていた現職ブッシュが劣勢になっていき、辛うじてケリーだから勝てたって言う感じです。民主党が半ば試合放棄せず、有力候補が選出されていたとしたならば、変わったんでしょうけどねぇ。ブッシュには運がある。

 元々の票田とはいえ、こうまで東部と西部で民主党、南部と中西部で共和党って言う綺麗な構図になると、東部か西部出身の共和党候補か、南部か中西部出身の民主党候補が出ると、簡単に勝敗が決まるんじゃないかとも思えてしまいます。そういう意味でもノースカロライナのエドワーズか、アーカンソー知事だったクリントン夫人のヒラリーは面白い選択だったと思うんですけどね。ヒラリーなんて4年後に向けて、明らかにクリントンにケリーの応援させないようにしたりしてましたからね(苦笑)エドワーズ候補でも、地元のノースカロライナ15票を取っていたら、逆転していますし、ほんと単純に民主党による自滅の選挙のような気がします。

 ところで、日本にとってブッシュが良かったのかケリーが良かったのか。短期〜中期的に見れば確実にブッシュの方が好ましいでしょう。クリントン時代の日本無視外交や経済圧力の印象も覚めやらない中、親日派大統領のブッシュだと明日の日経もいい反応を示すでしょうしね。北朝鮮問題や国連常任理事国入りなんかでも、親中民主党政権よりも、親日共和党政権の方が好ましいでしょうし、小泉総理がブッシュ馬券に全資産つぎ込んで単勝一点買いしている中では、尚更ブッシュ当選じゃないと大変なんですけどね。まさに選挙戦が終わった今日、ジェンキンス氏の裁判をやって日本に早く決着をつけてくれる気のいいブッシュがそこにいる。とは言え、一国の総理がなんちゅーギャンブラーやねん…

 ただ、中期〜長期的に見た場合はどうなんでしょうね。共和党政権が続くと、イラクからの自衛隊撤退の時期を探るのが非常に困難になるのが一点。イランを悪の枢軸と名指ししている中で、親イラン政策を採っている日本の立場がどうなるのかが一点。アメリカの赤字に同盟国としてどんな要求を突きつけられるのかが一点。クリントン時代のイメージで忘れられがちだが、プラザ合意なんかはレーガン時代と言う点。そして孤立主義の米国を抱える世界的リスクの余波が日本にも波及してくる点。民主党政権による直接的な被害が大きいか、共和党政権による真綿で首を絞めるのような被害が大きいか、日本にとってどちらがより悪いかって言うのは難しい問題です。まぁ何だかんだ言って、これから4年間はまたブッシュですから、真綿で首を絞められるのから極力抜け出すように努力しつつ、目先の居心地の良さは利用しないといけませんね。

4日(木)
いやー、大統領選のサイトをネットサーフィンしていたのですが、さすがアメリカ、投票行動に関して、こんなに赤裸々な調査をして良いんかいなって言うくらいぶっちゃけた調査をやっています。CNNの調査でとっても興味深いので概略を説明しますと、
1.男性はブッシュが優位で、女性はイーブン。
2.白人はブッシュ優位で、黒人はケリー圧倒的、それ以外はケリー優位。
3.20代以下はケリー優位で、30代以上はブッシュ優位。
4.年収3万ドル以下はケリー優位で、3〜5万ドルはイーブン、5万ドル以上はブッシュ優位。
5.中卒と大学院卒がケリー優位で、高卒〜大卒はブッシュ優位。
6.新教旧教は共にブッシュ優位で、ユダヤ教はケリー圧倒的、他宗教無宗教がケリー優位。
7.既婚者はブッシュ優位で、未婚者はケリー優位。
8.直前に投票を決めた層はケリー優位で、事前に決めていた層はブッシュ優位。
9.テロと道徳に関心があるとブッシュ圧倒的で、教育・福祉・雇用・イラクに関心があるとケリー圧倒的で、税に関心があるとブッシュ優位。
10.家計が好転しているとブッシュ、悪化しているとケリー、変化してない層だとイーブン。
11.同性愛者婚合法化に賛成だとケリー圧倒的、反対だとブッシュ圧倒的だが、妥協的だとブッシュ優位。
12.ビンラディンの映像を重視する層だとケリー優位で、軽視する層はブッシュ優位。
13.都市部在住者はケリー優位だが、田舎及び郊外在住者はブッシュ優位。
14.投票初参加者はケリー優位だが、投票経験者はブッシュ優位。
等々。もっと詳細に色々面白いので、関心ある人はCNNへ行って下さい。

8日(月)
 コンビニでボケーっと買い物したら、何か変なもんをくれたのでびっくり。あぁそう言えば11月1日から紙幣が変わったんですね。財布の中に千円札が沢山あったのと、カードで買い物していたために、一週間以上も新紙幣に出くわすことなく過ごしてしまっていました(苦笑)で、野口英世は良いんですけどね。樋口一葉って24歳の若さで亡くなっているじゃないですか。そのおかげで、何だかノッペリしている顔で、ちょっとお札向きじゃないと思うんですけど…近くで見るとすっげーキモ悪いし、夜暗いところで電気あてたら幽霊だと勘違いするね。これ。

 ちなみにまだ新福沢諭吉は見ていないけど、やっぱりお札は聖徳太子と伊藤博文がいいなぁ。聖徳太子だと同じ1万円でも有り難味を感じるし、伊藤博文の千円札の方がノスタルジックでいいよなぁ。まぁ、聖徳太子は10万円札を作るときには、是非とも復権して貰いたいと思っているところ。調べたところ1984年の11月だから、僕が小学校4年生の時にお札は変わっているのだが、やっぱり子供の頃のすり込みって言うのは重要で、お札のイメージと言うのは最初に貰ったお年玉の世界で形作られるんだと感じる今日この頃。

14日(日)
 僕の場合、自慢できるくらいクジ運の悪い男でして、ジャンケンですらあまり勝つことが無いのですが、初めて高額当選を出してしまいました(*^^*)。高額って言っても10万円なのですが、JCBカードがあるじゃないですか、あれのキャッシュバックキャンペーンで、10万円当選の文字が・・・。ネットでチェックしていたら、支払い欄がマイナスになっているので、???状態だったんですよね。それが明細のところ見ていたら当選の文字があってチョーチョー感激中。今月ちょうどカード使い過ぎていたと思っていたところなんですが、それでもお釣り来ますよねぇ。あぁ言う当選で発送をもっての類って、本当に当たる人がいるのか不思議だったのですが、JCBに関してはちゃんと抽選しているみたいです。感謝感謝m(__)mこれからもJCBカードについていきます♪

 そう言えば、中国の潜水艦が、日本の偵察能力を測るために、日本の領海内で不穏な動きをしていたようでして、アジアカップでの暴動や、日本の経済水域内での海底資源調査等、なんだかきな臭くなってきているようです。駐日大使として王毅を持ってくるなど、対日外交の変化が一方で見られるものの、軍事関係者の間では対日外交の転換がスムーズにいっていないようです。北京オリンピック等を控えて、外務省筋は事を荒げたくないでしょうが、軍部は独走するって言う構図だと、なにやら戦前の日本っぽくて不安が沸きあがります。中国政府が割れているのならば、王毅らの外務省グループが主導権を握れるように、日本としても側面支援をすべきでしょうね。

 中東ではアラファトの死。アラファトがハマスなどの強硬派を抑えられなく、殆ど最近では交渉からも外されていましたが、葬儀の様子などを見ていると、やはりカリスマとしての存在感っていうのは有ったんだなぁと感じさせられます。オスロ合意の時は身が震えるほどの感動を覚えた記憶がありますが、ラビン暗殺に繋がるイスラエル国内の右傾化と、ハマスのテロ暴虐の頻発。イスラエル・パレスティナ双方の過激勢力によって、結局は元の木阿弥となって行った経過を見ていると、なんだか今となってはノーベル平和賞も虚しいんですけどね。それでも、パレスティナには相対的に穏健なアラファトの路線を支持する人々も沢山いた。イスラエル国民だっていつまでもテロを受け続けるつもりもないでしょう。外交関係とは双方の妥協でしか成り立ち得ないのに、どうしてオスロ合意の一線を護れなかったんだろうかと、今更ながら悔やまれますね。。。

17日(水)
 今年のドラフトは、JR九州の右腕樋口と、北九州大の左腕中田を筆頭に、投手中心に良い顔ぶれではないでしょうか。憲伸が再来年のメジャー挑戦を示唆していますし、投手は幾らいても無駄にならないですからね。ただ横浜創学館の高橋を、3巡目でダイエーに取られたのは残念だったね。自由獲得枠を使ったおかげで、3巡目の参加資格が無い隙をつかれてしまった。。。しかし最近のドラフトの傾向って、余程じゃないと高卒採用はしないで、大学か社会人かである程度の結果を残して、初めてドラフトにかかるっていう感じですよね。そう言えば東大の松家も横浜の9巡目に引っかかったらしい。希望が適って何よりです。

 ところでこの前、学振PDと助手ってどちらが給料良いのかとずばり聞かれてしまったのですが、基本的には学振は講師待遇なので、そちらが月々の給料に関しては高いです。ただ、助手の場合はボーナスを頂けるので、それで均すとだいたい年収は同じくらいと考えてよいのではないでしょうか。ただし、学振の場合は研究費がくっ付いて来るのですが、助手はそう言う訳ではありませんので、研究費を含めて自由になるお金と言う意味では学振の方が恵まれています。ただし(と反語表現が何度も繰返しますが)、色々な施設等の利用の面で助手は恵まれていますので、金銭外のメリットを考えると助手の方が恵まれているかもしれません。研究者って私生活と研究がヒッチャカメッチャカに入り混じっていまして、単純に金だけではないので、そこら辺の優劣は難しいんですよね。

19日(金)
 大学時代の友人に工学部の建築で院行った奴がいるのですが、そいつから大学にも全く来ないで芸能活動だけやっている女の子がいるって言う話は聞いていたんですよ。後に菊川怜だと認識したのですが、彼女が国連難民高等弁務官事務所のスペシャルサポーターとして働くとか。高田万由子が中途半間なポジションに終始したのに比べて、菊川怜は東大出身だと言うことを存分に利用して生きていますね。高田万由子の方がおっとりしていたのに比べ、菊川怜の方は抜け目ないって言う感じです。

 サイババみたいなバイオリニストと結婚したあとは、音楽番組や絵画番組など、品の良さそうな番組を少しピックアップして楽しんでいる高田万由子を見ていると、個人的には高田万由子的な活動の仕方に共感を持てるのですが、まぁ菊川怜的な露出の仕方の方が一般には好まれるのでしょうか。まぁ要するに、ビジュアル的に菊川怜より高田万由子の方が良いと言うだけの話しでもあるんですけどね。

 あと、ついに新福沢諭吉を入手いたしました。経営史学の校正料を頂いたのですが、それが新福沢さんだったんですね。小泉首相等が慶応出身なので代わらなかった福沢さんです。そういえば、40巻から経営史学の校正料はなくなっちゃうらしく、辛うじて貰えたのでホクホク顔です。これで抜刷代と学会の年会費に充当させるとしましょう。っていうか、抜刷の必要数を計算間違えて、既に無くなってしまっているんだけど、追加ってできるのかなぁ。でも、面倒だしコピーでいいかぁ。あ、話がずれた。新福沢札ですが、左下のホログラムみたいのは何かシールっぽくて品が無いですね。偽造防止が第一だというのは分かりますが、やっぱりお札には重厚さが必要だと思うんだけどなぁ。。。

24(水)
 そういえば、紀宮様の結婚相手は学習院で秋篠宮の学友だった黒田さん、っていうニュースを聞いて、てっきり黒田清隆の家系か、黒田官兵衛の家系か、そのどちらかだろうと思っていたんですよね。ところが先日都官僚やってる友達と話していて、そんな話は聞いたこと無いって言うことで、ちょっくら経図で調べてしまいました。どうやら上海紡績の社長をしていた黒田慶太郎の孫だかっていう話でして、と言うことは大阪で土管を作っていた平民黒田吉三郎の家系みたいです。土管製造の史料持っていないかなぁ。空襲とかで燃えちゃったかなぁ。

 あと驚きのニュースといえば、ドラえもんの大山のぶ代が交代するらしいです。主要な声優の年齢が60代後半から70代って言うことで、まぁそういう年齢であることはそうなんですね。しかし、25年続けてその年齢って言うことは、当時は40代とかだったということか。昨今は声優はかなり人気職業で、若い人がどんどん参入しようとしていますが、当時はほんと限られた特殊な職だったんだろうなぁ。幼稚園の頃にはすでにドラえもんやっていましたからね。無茶苦茶懐かしいなぁ。映画だとジャイアントかけっこう良い奴なんですけど、どうして普段とあんなに違うのか謎だ・・・でも声優変わると、ガラッとイメージ変わるんだろうなぁ。栗田貫一が山田康雄を真似たみたいな、あぁ言う方がいいなぁ。

 あと、今年の紅白にドリカム出場決定!紅白ネタはまたゆっくりと。

28日(日)
 以前から大阪ガスと関西電力がカード支払いできるのでうらやましいなぁって思っていたら、ついに東京ガスもカード支払いが実現しました。口座からの引き落としって、いくら使っているかよく分からないから気分的に嫌だったのですが、カード支払いだとネットで確認出来ますからね。とっても便利。って言う訳でこの前、東電の友人と飲んだ時にその話をしていたのですが、「ガスの方が頑張っているからね。でもガスがやったら、そのうち電気もやるでしょ」ってコメントされてしまいました。それで良いのか電気!?

 ところで今年の紅白ですが、やっぱり見所は久々の復活を果たしたドリカム。いやぁ、数人で紅白出場者の予想をやっていたのですが、見事ドリカムを的中させて喜んでいます。<やさしいキスをして>を歌って貰いたいんですけど、<ラブレター>の方を歌うのかなぁ。さらに当てたのは松平健<マツケンサンバU>。ところでTの方って聞いたことないんだが、いったいどんな曲なんだろうか…

 で、TとUと言えば、ドリカムの<未来予想図U>と<未来予想図>なんですが、この2曲大好きなんですよね。<未来予想図U>の方が<笑顔の行方>のカップリングだったので先に知っていたのですが、<未来予想図>を聞いた時には鳥肌が立ちましたね。絶妙に曲は転調していて、歌詞も<未来予想図U>の2人の高校時代を描いていて、付き合い始めの2人で、しかも高校生だからとっても不安定なんですよ。その様子が見事ですね。<未来予想図U>でブレーキランプを5回点滅させる、そのア・イ・シ・テ・ルのサインがあるっしょ、それが<未来予想図>では高校生だからバイクのヘルメットを5回ぶつけ合ってるんですよね。くぁぁぁ、書いてたら恥ずかしくて赤面してきた。残っている酒かっくらって寝るか。

30日(火)
 オリビアそろそろの所まで来ているようです。時々チアノーゼを起こすので、酸素ボンベを使っていたりするのですが、足腰も立っているだけでふらつくようになってきたようです。しかし、正月開けに3ヶ月と覚悟しろと言われてから、早11ヶ月ですから、よく頑張ったなぁって褒めてやりたくなります。特に今年の夏は去年と違って暑かったですからねぇ。年末帰るまではもって欲しいのですが、いざって言う時は若干帰省を早めるしかない事態になるかも知れませんねぇ。。。しかし最近は、動物用の酸素ボンベとかもあるようでして、なかなか時代は変わっているものだと感心したりします。人間だと心のケアとかの末期医療が重要になったりしますが、そのうち動物の心のケアとかも考えられるようになるんだろうか。