紅茶・緑茶・中国茶

研究室で論文読むときって、タバコ吸わない人なんで、手持ち無沙汰でお茶飲んでます。
けっこういろんなお茶楽しんでいるので、随時コメントしちゃいましょう。

最近はわざわざ美味しい喫茶店行ってないなぁ。お勧めは渋谷の〈羽富〉って言うお店です。ご存知ですか?

KENYA TEA(メーカーブランド:菱和園、原産国:ケニア)
 名古屋の会社ですので、東京で入手できるかどうかは分かりません。実家に帰ったときは、いそいそとスーパーで買い込んでいます。無農薬栽培紅茶と書いてあるので、たぶんそうでしょうが、わざわざケニアで農薬バンバン振りかける必要も無いかという気がします。香りや味の方は、ウバに近い感じがしますが、渋みが全く無いお茶でして、どうやらそれがウリのようです。色はきれいな紅茶色していまして、耐熱グラスかなんかで楽しむと良いのではないでしょうか。(20020225)

ウバ・セイロン(メーカーブランド:生協、原産国:スリランカ)
 50パック入って300円程度なので、いつも大学生協行って買っている紅茶です。少し渋みはありますが、飲むのにはぜんぜん差し支えないレベルです。色は少し淡目で、値段の割には十分満足させてくれます。少し紙っぽい感じがするので、それを取り除いてくれれば、全く文句は無いのですがね。何だろう。包装の味が移っちゃってるのかなぁ。(20020225)

苦丁茶(メーカーブランド:天福茗茶、原産国:中国福州)
 熱湯を注いでから3分強待ってやると、この強烈なお茶がいただけます。名前から想像が付くように、そんじょそこらのお茶でありませんが、10杯も我慢して飲んでいると、なんとか飲めるようになってきます。これを飲むときは、修行僧の気持ちで、苦行に邁進してください。一番近い感じでは、プーアル茶を想像していただけると良いのですが、あれを数百倍苦くした感じです。ただ、何十杯も飲んでると、慣れてきて、それはそれで快感になってくるんですけどね。(20020226)

碧螺春茶(メーカーブランド:不明、原産国:中国蘇州)
 産毛が生えたような茶葉をしていまして、しかも、一つ一つの茶葉がとても小さいので、なかなか可愛らしいです。煎茶入れるくらいの温度で、1分いかない位抽出してやれば、十分では無いでしょうか。濃い目のお茶が好きな人は、龍井茶と同じくらいの80度ほど2分間でも良いですが、そうすると渋みも強くなってしまうので、日本人にはいまいち向かないと思います。お茶の色は極淡い茶色で、香りはとても中国茶っぽいですよ。あ、ちなみにこれは緑茶ですが、日本茶と違って蒸さずに炒っているようです。(20020226)

アールグレイ(メーカーブランド:リプトン、原産国:スリランカ)
 少しベルガモットの香りが高すぎるような気がしますが、味の方は苦味・渋みなどは無く、ほどほどのお茶です。このお茶は飲んだときというよりも、後味の方はとても爽やかで、昼下がりに一杯落ち着くために飲むのが良いですねぇ。色がとても深い色をしていますので、見ていると引き込まれてしまいます。あと、包装の深緑色がとても好きなので、研究室の机の中には、一つ入れておくと落ち着きます。(20020302)

中国緑茶(メーカーブランド:ネスレ、原産国:中国黄山)
 最近鈴木京香がCMしているのがとても気になって、ついつい買ってしまいました。パンダに烏龍茶無いか聞いてるのが可愛かったです。で、これは毛峰茶で、中国でもメジャーな部類のお茶です。味わいは碧螺春に近いのですが、それよりもサッパリした薄味で、日本人好みの味に成ってます。もともと日本人好みの味なのか、日本人用にアレンジしたのかは、始めて飲む茶葉なので知りません。このお茶の成否が、日本に中国緑茶が広まるかどうかに影響すると思いますが、烏龍茶が日本に出た頃ほどのインパクトは、無理ではないでしょうかねぇ。まぁ、いろんな味わいが楽しめれば、たまには楽しいですが、烏龍茶だって、どちらかというと料理屋や居酒屋で飲む機会が多いですから、家庭への売込みよりも、まずそこでしょうね。今は知名度アップでしょうか。(20020303)

レディーグレー(メーカーブランド:トワイニング、原産国:中国)
 紅茶葉にレモンとオレンジのピールがベースですが、香料として矢車菊が加えてあるらしいです。味の方はとてもスッキリとした爽やかさで、渋みも全く無く、飲み終わった後の清涼感もひとしおです。柑橘系のフレーバーが好きな方なら、これを飲まないのは愚の骨頂。人生の幾ばくかを損していることでしょう。最近は、本郷の生協でも売り始めたのは嬉しい限りでして、次第に入手し易くなってきているようです。数年前は、ほとんどお目にかかれない、とっても貴重なブレンドだったんですけどねぇ。(20020303)

PRINCE OF WALES TEA(メーカーブランド:トワイニング、原産国:中国)
 良質のキーマンです。ただ、他の紅茶と比べて、あまりカフェインの感じがしないのは何故なのでしょうか。そもそもキーマンて、紅茶って言うよりは、プーアル茶などの黒茶系統の味わいですが、抽出するのも少し時間をおいた方がおいしくいただけます。そうそう、月餅でも頬張りながら、軽くいただくと良いかなぁって言う感じなのですが、実は飲茶で出されることもあるそうです。軽い渋みがありますが、気にならない程度でしょう。(20020308)

オレンジペコ(メーカーブランド:トワイニング、原産国:スリランカ)
 普通ダージリンのオレンジペコはよく目にしますが、これはセンロンのオレンジペコです。そのためウバに近い味わいでして、なかなか美味しいです。ただ普通のウバに比べると、少し薄めの味わいをしてまして、入れる水の味が如実に反映してしまうので、ちょっと水には気を使いたいところです。あ、あんまりティーパックつけておくと、すぐに渋みが出てくるので、早めに取り上げるように注意してください。間違っても本読みふけってはいけません。。。^^;(20020317)

QUEEN MARY(メーカーブランド:トワイニング、原産国:インド)
 このクイーンマリーは、基本的にダージリンです。研究室で飲んでるのはティーパックだって言うのもあるけど、1分以上抽出してしまうと、もう完全にダージリン臭くなって僕は苦手です。ただ、これをほんのわずかな時間だけ抽出してやると、アッサムに近い感じの繊細な味わいで、さらにダージリンの香りだけが加味されて、上質なひと時を醸し出してくれます。30秒くらいですかねぇ。この短時間でも、香りは全然申し分ないですよ。ダージリン好きは、もうちょっとつけておいても良いのかもしれませんねぇ。(20020330)

鳳凰単叢(メーカーブランド:不明、原産国:中国)
 本郷の少し奥まったところに、〈金魚坂〉という怪しいお店があるのですが、そこで軽くいただいて来ました。甘い香りですが、調べたらどうやらウーロン茶の一種らしいです。あまり知らないまま飲んできたので、鳳凰単叢の中でも、どの種類かまでは気にしてこなかったので、また詳しく見てきます。。。(汗)で、このお店、耕地整理のT君のお気に入りですが、ちょっとランチには割高目なので僕はいまいち。同じだけ払うなら別の店が。。。その点、お茶には良い店だと思います。(20020415)

香草茶(メーカーブランド:伊藤園、原産国:不明)
 烏龍茶に8種類のハーブが混ぜてあるというお茶です。一応原材料名の所に、いろいろとハーブの名前が連ねて在りますが、カモミールの味が強くて、他のハーブの味はあまり感じられません。だからまぁ、カモミール好きにはお勧めで、嫌いな人はやめた方が無難というところでしょうか。ベースが烏龍茶のクセして、烏龍茶自体も消えかかっている味わいです。ちょっと失敗なお茶かもしれないと感じたんですけどね。僕はカモミール好きだから良いですけど、商品として大量に売るのはちょっと。。。(20020419)

PEPPERMINT HERB TEA(メーカーブランド:POMPADOUR、原産国:不明)
 ペパーミントティーって、脂っこい昼食を食べた後に、口の中を爽快にするにはもってこいのお茶です。このポンパドールのは、一番オーソドックスで、これぞハーブティーの王道って言う感じがするので好きです。ペパーミント好きにはたまらん一品です。ノンカフェインですが、そんなこと関係なく長時間爽やかさが口の中に残りつづけますから、眠気覚ましにももってこいかもしれません。ただ一つ疑問なのは、輸入会社は日本緑茶センターって言う会社なんですよね。自己矛盾やがな。。。(20020425)

うぶ茶(メーカーブランド:JT、原産地:不明)
 最近、山口智子のセミヌードCMで話題になっているお茶です。別にたいして飲みたい訳でもなかったのですが、ふと思い出して買ってしまいました。広告戦略にしてやられたりですね。味の方は、爽やかで飲みやすく、可も無く不可も無く、さすが御役所の製品って言う感じなんですが、製品のラベル見ていたら、香料や色素・緑茶抽出物などがいろいろと混ぜてあるんですねぇ。変質しないためのビタミンCくらいなら兎も角、ここまで混ぜられてしまうと微妙。まぁあれば飲むけど、わざわざ買う必要は無いって言うくらいのお茶でしょうか。(20020429)

ウバ2000 limited(メーカーブランド:CEYLON Tea GARDENS、原産国:スリランカ)
 先日アメ横ブラブラしていたら、賞味期限間近で非常に安かったので衝動買いしてしまいました。とっても深みのある穏やかな飲み心地で、ウバ好き(って何かやな響 きかなぁ)にはたまらない味わいですが、少し香りの方は飛んでしまっているようで す。缶のところには香りの高さが謳われていますから、多分飛んでしまったと思うのですが、もしかしたらもともと薫り高くないのか、その辺は分かりません。100g缶 でいくらだったと思います?驚きですよ〜。(20020524)

さくら茶(メーカーブランド:大阪ぎょくろえん、原産国:日本)
 桜茶用の桜はやっぱり八重桜で無いといけません。八分咲きくらいのものが、しっかりと軸のところにくっ付いていて、お湯に浸したときに良い感じに広がります。ここのは塩梅が程よく、桜の香りも生き生きとしていまして、ホントにふくよかな香り でございます。ところで、桜茶を飲み終わった後に残る桜花を、カップの底から取り出して口の中に含むと、これがまた梅酢加減の強い感じが幾ばくか残っていて、なかなか乙なものでも有りますよね。まぁ行儀が悪いので、人が見ていないところでだけ…(20020525)

テイエ 825 WEDDING(メーカーブランド:レピシエ、原産国:中国)
 マリーゴールド・ローズレッド・ローズヒップ・コーンフラワーがブレンドされたフレーバーティーです。金山・斎藤両君の結婚式の2次会でいただいて来ましたが、あま〜い香りがとっても印象的で、二人のラブラブ度を表しているようです。体調が悪かったので披露宴ではビールとシャンパンくらい、2次会はカンパリソーダくらいしか飲みませんでしたが、同窓会をしつつ彼らの友人関係も垣間見れて楽しかったです。新婚旅行からも帰ってきたようなので、また、土産話でも囲みに同期会しましょう!(20020530)

タルーン(メーカーブランド:SEDAP!JAVA TEA 原産国:インドネシア)
 先日の友人の結婚式の引出物が、カタログだったためにそこから選ぶ。香り・渋みなどは若干ダージリンに近いが、それよりも少し若い感じの酸味を感じる。製品紹介では甘味を謳っていますが、そちらの方はそれほどでも無い気がします。あ、なんかノドゴシが結構気持ち良いお茶かもしれません。飲み終わって少しすると、とても清々しい感覚が喉をおそいます。あと知らなかったのですが、インドネシアと言うのは世界第5位の紅茶生産国らしいです。オランダ人も紅茶を飲むのでしょうか、それとも栽培は戦後のことなのか、よく分からないことは沢山在ります。(20020619)

ヌワラエリア2001 limited(メーカーブランド:CEYLON Tea GARDENS、原産国スリランカ)
 前述のウバと同シリーズです。若干長め(3分強位かなぁ)に抽出してやると、美味しくいただけるのですが、よく見かける茶葉とは又違った味わい。発酵が弱いためなのか知りませんが、青い時代の茶葉の味わいが、若干口の中に広がります。また香りの方も、若くて瑞々しい香りがします。僕が飲んだ事のあるヌワラエリアの中でも、お勧めの部類に入る一品です。洋梨か何か果実系のタルトでもいただきながら、アフタヌーンティーしたくなってくる、そんな紅茶であります。(20020708)

スペアミント(メーカーブランド:クロス、原産国:エジプト)
 スペアミントってミント系の中では、あまり刺激が強くない部類に入ります。それほど覚醒するつもりは無いけれども、ちょっと陽気に誘われてボケボケし過ぎ、な〜んていう感じの日には、濃い目抽出してやると良いんではないでしょうか。ちなみに、スペアミントだけを紅茶葉のようにして、お湯を注いで飲んでも美味しいのですが、僕はどっかに書いたみたく、アールグレーとブレンドして頂くのが大好きです。(20020712)

APPLE TEA(メーカーブランド:FAUCHON 原産国:スリランカ)
 フォーションといえばアップルティー、アップルティーといえばフォーション、言うなればその位の関係にあるわけですが、ご多分に漏れず僕もこの香りは大好きです。最近フォーションというと、アイスクリームでの活動も盛んですが、紅茶で培われた香りの技術が、遺憾無く発揮されていると言うところでしょうか。ただ、味の方は若干渋みが強く、本当に僅かな時間で茶葉を取り除かなければなりません。そんな訳で、お勧めとしてはお風呂にポッと入れてやる、そんな利用の仕方かもしれません。勿体無いので、少しだけですけど。(20020726)

SPECIAL EARL GREY TEA(メーカーブランド:FAUCHON、原産国:中国)
 フォーションのアールグレーって、ちょっと独特なんですよね。ベルガモットの香りはするのですが、多分茶葉が黒茶系統のを使っているのでは無いかと想像しています。普通喫茶店などで頼んで出てくるアールグレーをイメージして買うと、騙された気分になるかもしれませんが、これを飲みたいと思って買えば、なかなかどうして、落ち着いた、味わい深い紅茶です。トワイニングのプリンスオブウェーズにベルガモットを加えた感じ、そう表現するとどちらのファンにも怒られそうですが、そんなに外れてもいないと思います。(20020808)

聞茶(メーカーブランド:キリンビバレッジ、原産国:台湾)
 日本における烏龍茶って、鉄観音系が多かったのを、安渓烏龍茶もあるんだと主張した画期的なお茶。学部1年の頃台湾行って、この味に魅せられていたので、聞茶が登場したのは本当に嬉しかった。この少し前、生茶で緑茶にも革新を起こしていたんだから、なかなか見上げたもんです。安渓ってどちらかというと緑茶に近い味わいですが、熱湯注いでこの味わいになるなんて、なかなか不思議なもんですよね。そう言えば最近、烏龍茶の茶器セットって、結婚のお祝いに送るのがうちらの間で多いですね。(20020826)

ジャワ・プリマ(メーカーブランド:SEDAP!JAVA TEA、原産国:インドネシア)
 先述の結婚式の引出物第2弾です!って、未開封のままだっただけですが。こちらはアッサム系の茶葉らしいですが、確かに渋みも少なく、コクと香りも高いです。ただ普通のアッサムティーに比べると、若干青臭い(悪い意味では無く)味わいでして、ミルクティーにするよりはストレートで頂いたほうが、その茶葉の若さを味わうという意味でも、美味しいのではないでしょうか。今日は神戸のケーキや広島のもみじ饅頭など、お土産が多くてよい組み合わせでした。(20020826)

烏龍新茶(メーカーブランド:伊藤園、原産国:不明)
 水仙をベースに、鉄観音・黄金桂・岩水仙などがブレンドされた烏龍茶です。烏龍茶系飲料というカテゴリーを、勝手に伊藤園が作り出したみたいです。味の方は鉄観音がとても強く主張していますので、余り従来の烏龍茶とかわらないのではというのが印象です。たぶんキリンビバレッジの聞茶や生茶系統に押され、伊藤園苦しいんだろうなという思わされるくらい、迷走度が増してきました。今後もどんな珍茶が飲めるか楽しみではあります。話のタネくらいにはどうぞ。(20020911)

YELLOW LABEL TEA(メーカーブランド:Lipton、原産国:ケニア・スリランカ他)
 この紅茶、僕は紅茶豚作る時に使用します。妹から習った料理で、好きなおつまみの一つなのですが、豚バラブロックを、紅茶で2時間ほど茹で、冷えたらチャーシュー状にスライスです。(茹で時間が短いと、油っぽさが残りますので、油を流れ出させ、ゼラチン質を堪能してください)そして、ポイントはツケダレです。醤油をベースに、美味し目の日本酒を加えます。後は、砂糖とおろしニンニクを加え、お好みでおろし生姜も少し入れます。烏龍茶でも他の紅茶でも良いのですが、肉を柔らかくするのに、何らかの茶葉を入れると良いんですね。一度お試し有れ。(20021002)

DARJEELING EXTRA TEA(メーカーブランド:TWININGS 原産国:インド)
 たまにはダージリンも飲んでみようかという気分でした。有名なトワイニングの缶って薄紫色ですが、エクストラはもう少し濃い目ですね。リーフカートンですが。抽出4分が推奨されていますが、もう少し早めに引き揚げて頂いています。でもやっぱり少し渋いな。T氏から頂いたチョコレートでも頬張りながら飲んでると、ちょうど良い感じかもしれません。ダージリンはやはり紅茶だけじゃなく、なんかのお茶菓子と一緒に頂くのが良いですかね。(20021209)

口入り秋新茶 濃いくち緑茶(メーカーブランド:伊藤園 原産国:日本)
 少し緑茶が飲みたくなったので、お茶っ葉買ってきました。この時期の秋新茶なので、かなり安くなってましたが^^。普通の新茶よりも切れは悪いですが、その分刺々しさが無いですから、まったり飲むのには良いかもしれませんね。ただ味は濃厚なのですが、若干香りという点では落ちるようでして、まぁ縁起物というところでしょうか。ただ、近世期はこの半年寝かしたお茶の方が重宝されたようですから、どちらかと言えば新茶を飲み慣れている、現代的な先入観からそのように感じているのかも知れませんが。(20021216)

ローズヒップ&ハイビスカス(メーカーブランド:Qualitea 原産国:スリランカ)
 ローズヒップってビタミンC一杯で甘酸っぱくて、どうやら最近流行りになっているみたいですね。ちょっと季節の変わり目で、風邪ひくといけないのでイソイソとアメ横出かけて買って参りました。ハイビスカスのおかげで、ワインレッドを少し淡くしたような色合いが、真っ白なティーカップにはよく映えます。味の方はハイビスカスの酸っぱさを、ローズヒップの若干の甘味が引き立てており、口の中を淡く爽やかにしてくれる感覚でしょうか。甘めの方が好きな方は、蜂蜜なんかを少し加えても良いかも知れませんねぇ。(20030315)

ラベンダー&ミント(メーカーブランド:HYUGA 原産地:経済のベランダ)
 日向女史から、ベランダで栽培していたミントを、ちょっと頂いてしまいました。生ハーブティーを研究室でいただけるなんて、とっても贅沢な気分です。引越ししてオフィスみたいな空間になっていますし、これで階下の工事の騒音さえなければ、申し分ない環境なんだけどな。生ラベンダーって乾燥ラベンダーと比べて、味わいはキリっとしていますね。後味もとても爽やかで、乾燥ラベンダーの癖のある風味が苦手な方にもお勧めです。あと、香りも良くて、なんだろう、クナイプの入浴剤をもっと上品にしたような香りっていうところでしょうか。それと、水色がすごく若葉色で綺麗なので、耐熱グラスとかで頂くとホントはもっと良いのかもしれません。(20030319)

カモミール(メーカーブランド:Qualitea 原産国:スリランカ)
 カモミールの花って何故だかリンゴの実のような甘い香りが漂いますが、これもなかなか美味しいです。カフェインで覚醒させつつPCに向かうのも良いですが、ハーブでリフレッシュと言うのもなかなか良いもんです。けっこうこのメーカーのは、かなり濃くハーブのエキスが抽出できますので、お勧めですよ。ちなみにカモミールは顔のシワ取りに効果があるそうなので、興味のある方は出がらしでも使って挑戦してみてください。僕はやったことが無いので効果の程は保証しませんが。。。(20030321)

ディンブラ2001 limited(メーカーブランド:CEYLON Tea GARDEN 原産国:スリランカ)
 ディンブラもウバ・ヌワラエリアと並ぶスリランカの代表的なお茶ですね。これはハイグロウンティー(標高4000ft以上で採れる茶葉をこう呼ぶ)の中でも標高5000ftとかなりの高地で摘まれた茶葉です。これは香りがとても芳しく、良く言われるような薔薇の香りとは若干違うような気がしますが、とにかく甘い香りがします。ただこのお茶もオータムナルのダージリン程ではありませんが、渋みが強めなので、お湯を注いだ時は比較的早めに茶葉を引き揚げてやることをお勧めしますよ。(20030325)

烏龍聞茶(メーカーブランド:キリンビバレッジ 原産国:不明)
 水仙・色種・岩茶の三種類の烏龍茶をブレンドしたものです。従来の聞茶よりも若干渋みが強くなっているようですが、これは新しく加わった岩茶によるものでしょうか。もともと聞茶って、磁器をイメージしたあのパッケージの勝利だと思っていたのですが、そこから少し逸脱したこの路線が吉とでるか凶とでるか、非常に楽しみなところでもあります。あと香料がやや強めでして、嫌いな人は生茶・聞茶路線は嫌いですからねぇ。焼酎なんかの割り物としても、若干使い勝手は悪いかもしれませんね。(20030407)

Sakura Imperial(ブランド名:Mariage Freres 原産国:未調)
 こちらも旧土地のNさんにいただいてしまいました。緑茶にサクラ(日本人的な感覚でいうとサクラでは無いですよね、何て言うんだろう、もっと甘くて木苺とアメリカンチェリーを足したような香りかなぁ)のフレーヴァーティーです。ただ、飲んだ後に口の中に残るしつこい甘さは無く、心地良い爽やかな甘さなんですけどね。緑茶ベースだけあって水色が、とても綺麗な淡いグリーンをしていまして、ティーカップの磁器の白にとても合うお茶でもあります。それにしても緑茶ベースなのにここまで緑茶の味が出ないって言うのもある意味面白いかもしれません。緑茶は味よりも色付けように、わざわざ味の薄いのを選んでいるのでしょうねぇ。(20030428)

MINT GREEN TEA(メーカーブランド:TWININGS 原産国:中国・ドイツ)
 緑茶が中国産で、ミントがドイツ産なんだと思います。緑茶って言っても中国茶ですので、煎茶のような日本の緑茶とは異なっていますが、ちょっと味わいが足りないのではないでしょうか。どちらかと言うとミントの一人勝ちっていうところでして、ミントティーを飲んでいると思えば、まぁまぁ美味しいのですが、ミントグリーンティーを飲んでいると思うと、若干物足りなさが残る味わいです。パッケージが新芽をイメージした若草色でして、それにつられて買ってしまったんですけどね。(20030703)

手摘み高山金萱茶 極品(メーカーブランド:台湾茶園 原産国:台湾)
 このサイトを見てくださった台湾工作機械研究のK女史から頂いてしまいました。半発酵のお茶の入れ方は、 熱湯で一杯目・二杯目・三杯目…と次第に蒸らす時間を増やしていき、それぞれの坏目の味わいを楽しむのが正式な飲み方です(ちなみに0杯目は捨てる)。一杯目の鮮烈な香りから、5〜6杯目の渋みと甘味が合わさった味わいまで、十分堪能できる良いお茶でして、全く違うお茶を飲んでいるような味の変化に、ただただ驚くばかりでもあります。次第に茶葉が開いていく様子も可愛らしく、普段お茶パックを使う僕も、ちゃんと急須使って飲んでいます。個人的には爽やかさに、若干甘さが含まれている、そんな香りを楽しむ1・2杯目くらいまでが好きですね。(20030718)

タゾ チャイ ティー ラテ(メーカーブランド:スターバックス ジャパン 原産国:不明)
 たいして美味しくも無いのに高いコーヒー出すので、基本的にスタバ嫌いの僕なんですが、このお茶は美味しいです。クローブの刺激的な味わいが口の中にホワァ〜〜って広がりまして、それを堪能していると、後からシナモンの甘さが包み込むように襲ってきます。香辛料好きにはたまらなく美味なお茶ですので、是非とも未体験の方は挑戦してみてください。また、僕と同じ様にスタバ嫌いな方でも、コーヒーを無視してこれを頼めば、友達に時間潰そうと誘われても、嫌な顔せず一緒する事が出来ますよ(20030901)

オレンジ リフレッシャー(メーカーブランド:Lipton 原産国:ドイツ)
 オレンジの甘い香りを楽しもうと買ってきたのですが、ブレンドされているハイビスカスの香りが強くて、ちょっとオレンジがおされ気味。見た目の色合いも、どう見 てもハイビスカスがメインだろと言う感じでして、しかもローズヒップまで入っているので酸味もキツメです。確かに爽やかな気分にはしてくれるんですが、オレンジって言ってるんだから、もっと真夏の太陽の下に輝くオレンジの強烈な香りを楽しみたかったなぁ。そう言えばノンカフェインティーってちょっと覚醒的な高揚感が無いので、僕はいまいちなんですけど、好きな人は好きなんでしょうね(20030912)

レモンスーザ−(メーカーブランド:Lipton 原産国:ドイツ)
 レモンピール・レモングラス・オレンジピール・ハイビスカス・ローズヒップ・チコリルートなどをブレンドしたフレーヴァーティーです。レモンピールとレモングラスが加わっているだけで、先日のオレンジリフレッシャーよりもかなりサッパリとした味わいに変わっています。しかもチコリの根が入っているからでしょうか、却ってハーブの甘さが際立っている様にも感じます。こっちの方がお奨めですね。とこでこの2つって、パッケージと水色が全く違っていて、こちらもハイビスカスやらのおかげでルビー色系統です。最初入れたときにどうもドキっとするんだよなぁ^^;(20030919)

種入りゴーヤー茶(メーカーブランド:楼蘭 原産国:中国)
 今話題の種入りゴーヤー茶飲んでみました。スーパーの商品入れ替えのおかげで、10パック500円が200円になっていて、それ位ならば挑戦してみようって言う感じです。味の方は…美味くはありません。香りの方も焙煎がしてあってほうじ茶系なのですが、ほうじ茶自体が好きでない僕的にはちょっと…。ただ、このお茶を飲むと確かに体中がホカホカしてきまして、何となく体脂肪が燃焼しているような気分にさせてくれる事は事実です。1ヶ月位飲み続けると痩せるらしいですが、こんな高い物1ヶ月も飲みつづけるのは…。それよりも普通のゴーヤを、種まで炒って食べる方がお奨めでしょうか。(20030924)

七福膳(メーカーブランド:日本コカコーラ 原産国:不明)
 烏龍茶をベースに山査子・桂皮・アガリスク・アマチャヅル・蓮・ダイダイの六種類をブレンドしたお茶です。山査子・桂皮とかの影響でもう少し甘めな味を予想していたのですが、普通の烏龍茶とあまり変化が無いような気が…多分、日本人が飲みやすい味に抑えたらこれだったのでしょうが、普通に漢方なり元の味を知っている人間が飲むと、かなりな期待はずれに終わってしまう事でしょう。単に体に更に良い烏龍茶を飲むんだと思えば良いのかもしれませんが、味的にはイマイチ、イマニ、イマサン、イマヨンってとこでしょうか。(20030927)

PURE CEYLON TEA(メーカーブランド:JANAT 原産国:スリランカ)
 このジャンナッツっていうメーカーは、どうやらフランスのメーカーのようです。100パックで380円という超破格値で、雨横歩いていたら売っていたので買ってみました。ティンブラなのですが、先日のハイグロウンティーとは違って、こちらはミディアムグロウンティーなので、同じティンブラでも安く飲めるんですね。しかし、抽出時間が長いと渋くなるし、けっこう入れるのに気をつけてやら無いといけない難しいお茶です。絶妙な加減で入れる事が出来た時は、とっても感激できます。ハイグロウンティーに比べて、香りが弱く、味が若干濃いのが特徴でしょうか。(20031015)

English Breakfast(メーカーブランド:トワイニング 原産国:スリランカ&インド)
 これも頂きものです。名前は出すなと言う事ですが、ありがとうございますm(__)m
 言わずと知れたミルクティー用のお茶でして、ミルクを入れても負けない、濃くて深い味わいをしています。何気にこれをストレートで飲むのが好きなんですが、僕は変わり者かもしれません。。。インド茶葉が何だか分からないのだが、渋さがそれ程強くなく、心地良い微妙な渋さに収まっており、ダージリン嫌いな僕でも堪能できます。これはアッサム系の渋みなのかなぁ。ちなみにIrish Breakfastの方はアッサム茶葉使用しているんですが、未体験です。ちなみに香りはそれ程良いわけでもありませんでして、あくまでも味わいの濃さを楽しむお茶です。(20031121)

Lemon(メーカーブランド:PICWICK 原産国:インド・スリランカ)
 オランダ北部ヤウラのフレーバーティー専門メーカーです。香りはすごく清涼なレモンの瑞々しさが漂ってくるのですが、味の方は酸味と言うか刺激と言うかがほとんど無く、若干物足りないというところでしょうか。フレーバーばっかり強くて、紅茶としては薄めなんですよねぇ。多分これって、シュガー入れる事を当然としているお茶なんでしょうねぇ。。。このメーカーの色々と買いこんだんだが、しまったかも知れない。そう言えばピクウィックと言うとディケンズを思い起こしますが、このメーカーがなんか関係があるかどうかは全く不明。でもオランダだし無関係かなぁ。(20040218)

APPLE&FRUIT HERB TEA(メーカーブランド:POMPADOUR ブレンド国:ドイツ)
 アメ横で20パック480円とかで買って来たのですが、ネットサーフィンしてたら50パック1750円(税込・送料別)とか書いてあって驚いています。輸入食品の価格ってあってないようなもんですねぇ。こちらリンゴの甘い香りに、オレンジピールの甘さとレモンピールの爽やかさが加わり、ハイビスカスで色付けしてあるっていうお茶です。少し濃い目の味わいで、僕は好きなんですが、アップルって言われるとちょっとリンゴ感が薄いように感じるので、普通にアップルをベースに色々な味が加わっている絶妙なバランスを楽しむって言う気持ちで飲むのがお勧めです。あと疑問なんですが、オレンジの皮やレモンの皮は、フルーツって表現するんですかねぇ。(20040423)

茘枝紅茶(メーカーブランド:華泰茶荘 ブレンド国:中国)
 後輩からのいただきものです。ありがとうございますm(__)m広東省の英徳紅茶に、ライチ果汁を加えたフレーバーティーなんですが、驚くほどに甘〜〜い香りが漂ってきます。しかも、一口舌の上に乗せた時には、その糖度の高さにも驚かされます。え?砂糖添加?って思って調べてみましたが、本当に果汁だけでの糖分のようでして、かなり意外でした。糖度がかなり高いので、ライチというよりも龍眼かなっていう錯覚もしてしまうくらいです。ライチ好きや龍眼好きの人には、是非とも試していただきたいです。ただとても甘いので、何杯も飲むっていう感じのお茶ではないです。お店の方は渋谷の道玄坂上に店舗があるようですね。あそこの郵便局のあたり。(20050822)