その他酒 |
スウィートベルモット(CINZANO)
これって白ワインに薬草(ミント・カルダモン・レモンピールetc)とかスパイス(クローブ・シナモン・フェンネル・ペッパーetc)が漬けられているお酒で、蒸留酒って言う範疇には入れられないので、ここで紹介しておきます。混ぜられてるからワインとも違うしねえ。あ、白ワインなのにあの色は何?って思った人は鋭いですね。それはカラメルが加味されてるからでして、おかげで甘口になるんですね。ドライベルモットは、薬草の種類が違うのもあるんだろうけど、カラメルが入って無いって言うのが大きな違いですね。飲むには酒として飲むって言うよりも、食前酒として、食欲を増すために飲むほうが一般的ですよね。あとはカクテルでの使用ですけど、マティーニ・マンハッタンなど、甘めで強いカクテルにはよく使われるお酒です。
コーヒー泡盛
先輩お手製のお酒。泡盛の〈くら〉にコーヒー豆をぶっ込んで、2週間ほど抽出させたものらしいです。あまり味や香りの高い泡盛だと、コーヒーと喧嘩をしてしまうので、〈くら〉のように普通の泡盛が良いようです。コーヒー豆に何を使ったのかは聞きそびれてしまいました。味はアッサリとしたコーヒーリキュールをイメージすると適切だと思いますが、甘党の人はガムシロップなどを加えて飲むのも良いでしょう。前いただいたのは2ヶ月くらいコーヒー豆を抽出したものだったのですが、それと比べるとまだ若い感じがしました。どのくらいの期間が適切かは良く分かりませんが、取りあえず2ヶ月以上漬けておくことをお勧めします。目の前に置いて待てればの話ですが。。。(20020221)
キリン一番搾り〈生〉
付き合いか、よっぽど気が向いたときしかビールは飲まないのですが、今日はカクテル用に買ったビールを試飲です。でも、ビールの中で一番搾りって、一番好きなんですよね。飲みやすいですし、ノドごし良いですし、鍋底大根が探したくなる気分も分かるって言うもんです。でも少し甘めですから、最初の乾杯+αくらいは良いですが、たくさん飲むにはつらいのかもしれません。その辺ビール党の方々いかがでしょうか。これからの季節ビールを飲む機会が増えますから、一番搾りを探して徘徊するかもしれませんねぇ。(20020507)
山査子酒
永昌源からまたまた新しいお酒が出されたようです。商品名は<山■酒>(■は木篇に査)なんですが、どうやらホームページビルダーでは出せないようです。味は子供用薬味というところでしょうか…体にはとっても良さげですが、たくさん飲める飲み物ではありません。一応クラブソーダで割ったのですが、甘いお酒が好きな方はロックでいただいても良いかもしれません。香りはとっても良いので、何かのオリジナルカクテルを作る時に利用すると良いかも知れませんねぇ。そうそう、話は全く関係ないですが、永昌源って日本の会社なんですよね。ラベルとイメージから中国の会社だと思っている方も多いですが、何気に純粋な日本の会社だったりします。(20030203)
BREWRY PREMIUM LAGER
前から一度ノンアルコールビールを飲んでみたいと思っていたので、今日はそれに挑戦です。オーストラリアのものでして、アルコール分は0.9%となっています。ってことは、これ5本で、普通の缶ビール1本と同じなわけですね。味のほうは若干ホップ臭い感じがして、これがノンアルコールビールだからと言う理由からなのか、単にオーストラリアのビールはみんなそうなのか、いまいち判別はつかない(苦笑)。味ではなく喉ごしだけならビールと遜色ないので、まぁ、飲んではいけないシチュエーションでどうしても飲みたいとか、次に仕事があるけれども付き合いで飲まざるを得ないとか、そう言う時には良いのかもしれません。ですけど、車乗る人やお酒弱い人は飲まない方が良いでしょうねぇ。(20030907)
GUINNESS DRAUGHT
アイルランドのギネス社の黒ビールです。通常よりきめの細かいクリーミーな泡を作るために、フローティング・ウィジェットと呼ばれる球体が、缶の中に入っています。味のほうは炭酸がそれほど強くなく、少し苦味が強いため、ビールからは程遠い飲み物に感じられます。後味がしつこく無くサラッとしているので、日本の黒ビールともまた違った味わいで、なかなか説明が難しい。昔は常温で飲まれていたのがギネスなどの黒ビールですが、昨今はイギリスにしろアイルランドにしろ、冷やして飲む方が好まれていると言う事です。そう言えば前に、小泉さんがロンドンでドラフトギネスを本場物は美味しいと言って笑われていましたっけ。ちなみに僕が一番好きな黒ビールはバスペールエール。どっかに無いかなぁ。(20040203)
天王洲エール Pale ale
T.Y.Harbor Brewryという、天王洲にある地ビール屋さんのエールです。今さら上面発酵と下面発酵の違いを説明をする必要も無いかと思うのでそこは省略。まずは香りがとてもフルーティーでして、キイチゴとかあのタイプの香りをしています。色合いは黄金色系の、正しくビールという色合いをしています。ドアーフとかが傾けているでかいジョッキに入っていそうな、正しくあの色合いです。味わいは、先ほどのフルーティーさに、若干のホップの苦味が加わっていまして、お子様向けのお味ではありません。例えるならば、シングルライフも堪能しているキャリアウーマンが、仕事帰りにふと立ち止まって色々と人生について思索するときにピッタシな味わいといったら分かり易いでしょうか。ちなみに先日友人の結婚式でここへ行ってきまして、そこでたらふく飲んだのですが、引き出物でさらに頂いてしまったので家で味わっています。デートなどでも使うにも良さそうなお店ですし、他にもビールの種類はあるので、興味のある方は是非とも一度足をお運びください。(20050421)
GOLDEN HOP
キリンビールのチルドビールです。無濾過でして、酵母で濁った麦色がなにやら、中世の魔術師の実験を思い起こさせますが、最近のコンビニはこんなものまで買えたりします。7−11とローソンが、キリンとタイアップしているみたいですね。ホップの苦味が、口の中にじわーっと広がりまして、しかもあまり炭酸が強くないのが嬉しい。喉越しを楽しむと云うよりも、口の中にじっくりと苦味を広げ、舌いっぱいにそれが転がっていきます。ところで、ホップはチェコのザーツ産のアロマホップを使用しているようですが、サッポロとサントリーでも同じホップを使用した商品を出しているようでして、チョッとした流行なんですかねぇ。(20051224)
完熟マンゴー梅酒 フルフル
福岡県久留米市の山口合名会社(日本酒山の寿のメーカー)が作り上げたマンゴーのお酒です。梅酒と銘打っていますが、梅酒って言う感じはしませんで、マンゴー酒です。マンゴーの王様アルフォンソマンゴーとパッションフルーツを、日本酒と梅酒に漬けて作ったお酒のようでして、デザートワイン代わりに頂くと良いのではないでしょうか。しかもとっても濃い(アルコールがではなくマンゴー味が濃い)お酒なので、水割りにしてご相伴に預かりましょう。近所の酒屋の前を歩いていたら売っていたので買ってきたのですが、どうやら楽天市場で人気になっているようです。福岡の酒造メーカーのお酒ですので、興味がある方は是非とも買ってみてください。価格も720mlで1400円とリーズナブルです。(20080111)
Parfait cassis
〈ぱるふぇカシス梅酒〉っていう日本語名のほうが分かりやすいですが、ヴェドレンヌ社のカシスリキュールや自社の日本酒に米酢も混ぜて作った梅酒です。製造元はこれまた福岡県、大川市の若波酒造さんでして、福岡ではけっこう出回っているお酒ですが、日本酒のほうの〈蜻蛉〉〈蒲公英〉は見た事がないので、そのうち入手してみたいところです。味わいはサングリアをイメージしていただくと良いのですが、カシスとも違うし梅酒とも違うし、程良い具合にフルーティーさが合わさって、上質のサングリアのようになっています。これも若干濃い目ですので、ほんの少々水で薄めて飲んでやるととっても美味しくいただけます。ちなみにパルフェとはフランス語でパーフェクトの意味らしいですが、確かにブレンド具合はパーフェクトかも知れません。美味しいです。価格もこれまた720mlで僅か1500円です。(20080116)