2009年6月 |
1日(月)
9月の社会経済史学会第78回全国大会での報告が正式に決まったので、そちらの報告準備をしなきゃいけないとあたふたと動き始めたのですが、ちょうど9月〆切で福岡市史の紀要があったことを思い出す。まぁ、ちょっと前にほぼ書き終えていたので、それを少々手直しして、まだ早めですが提出してしまいました。学会報告近くになって、別件の原稿であまり時間をとられるのは本意ではないので、原稿を早めに出して怒られるっていうことはないでしょうから、思いきってしまったわけです。4か月前というのはなかなかです。
しかし、9月の社経史で報告するのは軍艦島の話ですし、この度提出した原稿は博多織に関するものですし、先日リポジトリで公開したのが十七銀行の話ですから、だんだん何をやっているのか迷走気味です。陶磁器を一つの柱とし続けることは変わりないのですが、もう一つ研究の柱が欲しいなと思いつつ、この2つ目の柱をめぐって迷走しているんですよね。新しい事にとっかかるのは、30代のうちだったらまだ柔軟に出来そうですから、色々と考えているのですが、なかなか修論のテーマを考えた時のようにはいきませんねぇ。やはり、勢いは20代の頃と比べて衰えているのを実感します。
20代のころと比べて衰えている繋がりですが、最近は滅法お酒に弱くなってしまいました。どうして一晩で日本酒1升とか、ワイン3本とか飲んでいたのか、もはや僕にはわかりません。さらに、夜通し飲み続けるということも出来なくなってしまいました。眠くなってしまうのですね。たぶん、何かの修業だったのでは、と思うようになってしまった昨今です。。。
8日(月)
週末は愛知県の知多半島の方へ資料調査に行っていたのですが、お目当てのデータが入手できてニンマリしています。まぁ、前回の調査の時に史料があることは確認済で、今回はそれをデジカメでパシャパシャ撮影するだけの作業だったのですが、確実に表を2つは作れるなぁなどと考えながらやっていました。資料調査っていうのは、当然、欲しいデータが得られなくて、その周辺データでお茶を濁して終わってしまうことも多いのですが、時々会心のあたりのデータがこうやって出てくるから、遠路はるばる調査に行く甲斐っていうものがあります。でもまぁ、5年以内には論文集に仕上げたいというプロジェクトなので、論文として活字化されるのは、もっとデータを集めた先のことになりますが。。。
ところで、福岡市内の小学校や中学校で、新型インフルエンザの流行が起こってしまったようです。休校にして沈静化を図っているようですが、上手く成功するかどうか心配です。海外渡航歴どころか九州圏外へ出て行っていない子どもから始まっているらしく、誰からうつされたやら未だ分からない状況とか。しかしこうやって見てくると、あまり重病化しない感染者がそれなりにいて、彼らが海外から持ち込んでいると考えるのが適当そうだと、素人目には見えるのですがいかがなもんでしょう。特に10代以下の未成年での発症が多いようですから、もしかすると僕なんかも何らかの免疫があるのかも知れません。ということは、知らず知らずのうちに感染源になってしまう可能性もある訳でして、なかなか怖いところです。
はしかの時には福岡に来る前に沈静化してしまったのですが、今回の新型インフルはどうなることでしょうか。取り敢えず、小学生や中学生のみが発病している現段階では、大学は休校措置などはとらないようですが、大学生たちにも感染が見られたら何らかの措置が取られるでしょうから、大学からの通知を見逃さないようにしないといけませんね。でも、大学が休みになると後々大変ですから、学生の感染が見られないまま過ぎ去ってくれればと祈るばかりです。
9日(火)
そういえば、あまりにも低視聴率だ低視聴率だと騒ぎになっているために、ついつい月曜9時からのフジテレビ系列、いわゆる月9の〈婚カツ!〉を、ながらでですが、視聴してしましました。トンカツ屋の息子である中居君が、トンカツ嫌いを克服して、トンカツ屋になる修行風景が延々と繰り広げられていまして、町内の常連さんなんかが、中居君が揚げるトンカツが不味いと笑顔でダメ出しをするっていう、何だかよく分からないドラマでした。婚カツというタイトルとトンカツをかけるという、超絶なオヤジギャグの世界が広がっていることだけは体感できました。
しかし、月9といえば我々の世代にとっては〈東京ラブストーリー〉なわけですよ。これ駒場の近辺がロケ現場として色々と使われていたこともあって、上京したての僕は色々と探索してしまったという、そのくらいの影響力があったのが月9だったはずです。小田和正の〈ラブストーリーは突然に〉を聴くと未だにジーンとしてしまうくらいなのが、本来は月9だったはずです。浅野温子の〈101回目のプロポーズ〉、山口智子の〈ロング・バケーション〉、松たか子の〈ラブ・ジェネレーション〉、石田ひかりと筒井道隆の〈あすなろ白書〉などなど、主題歌と一緒にワンシーンが瞼に浮かぶ作品も多々あります。
それを、放送中の大半を、トンカツ揚げているって、い、いったいどういうことやねん!と、関西弁での突っ込みを入れざるを得ない状況です。脚本家とかディレクターとか軒並み世代交代が起こっているのでしょうけど、あまりにもの劣化ぶりに愕然としてしまいました。風吹ジュンとか、橋爪功とか、小日向文世とか、佐藤隆太とか、脇役陣はかなり充実しているのですが、脚本のひどさと中居君の相変わらずな感じと、色々総合的に大変な事態に陥ってしまっていました。確かに月9を毎週見るっていうほどの生活スタイルはもうもてませんが、でも月9っていうのは一つのブランドですからねぇ。こうなっちゃうと淋しいものがあります。
15日(月)
先日、嫁さんの高校時代の恩師が福岡に来ていたので、ご一緒して飲んでいたのですが、教え子とその婿と一緒に飲むっていうのが、先生にはなかなか楽しい体験だったようで、とっても何よりでした。確かに、卒業した教え子と飲むことはあるでしょうけど、さらにそれが婿だか嫁だかを連れて来て、ワイワイと飲むっていうことはあまりないんでしょうねぇ。
僕が嫁さんの実家にはじめて挨拶に行った時に、これが鳥取なんですが、鳥取まで行ったんです。その日が、天気がどんよりと曇っていまして、さらに天気予報でも雨が降るだろうっていうことを言っていたわけですよ。で、雨が降ってきたら、鳥取砂丘はあれだろうなっていうことで、嫁さんの実家に行く前に鳥取砂丘でも見に行くかっていうことにして、スーツで鳥取砂丘を見学という、出張先のサボリーマンみたいな姿で砂丘をウロウロしていたわけです。そしたら、これが嫁さんとこの親御さんにしてみれば、結婚の挨拶に鳥取に来て、どうして鳥取砂丘見学なんかを最優先しているんだっていうことになりまして云々、っていうエピソードがあったんですね。
このエピソードが、その先生にはツボにハマったみたいでして、教え子の婿として気に入って貰えたようで何よりです。でも、もうすぐ雨が降りそうだったら・・・いや、こういう話を書くのはもう止めましょう。。。
23日(火)
お台場に原寸大のガンダムが公開されるというニュースをやっており、しかも大き過ぎて公開日であろうがなかろうが見られるという話だったので、東京に出かけたついでに、わざわざお台場へと足を延ばしてみてきました。新橋からゆりかもめに乗るとすぐなので、羽田空港に向かうにちょっとした空き時間に行ってしまったんですね。全長18メートルのガンダムが、公園の中にそびえ立っているとの話だったので、結構期待をしつつ見に行ったわけです。幼稚園時代にタイムリーに見たのか、小学校にあがってから再放送で見たのか、79年の作品で5歳で見たというよりも、82年の再放送で8歳で見た可能性の方が高そうですが、とにかくそんな感じで懐かしい作品です。
しかし、お台場に見に行った第一印象は、ちっちゃ、っというものでした。18メートルというと、横にした長さならば結構長いのですが、上に立てた高さとしての18メートルっていうのは、思っている以上に小さいという印象を受けます。ちなみにウルトラマンが40メートル、ゴジラは50〜100メートル、キングギドラが60〜140メートルと、怪獣系がこのクラスでして、ロボット系だとエヴァンゲリオンは40〜200メートルということで、巨大なキャラクターの中ではガンダムっていうのは、言うほど大きくはないんですね。同じく18メートルだとマジンガーZ、さらにはグレートマジンガーが25メートルということで、こちらのグループに入ってきます。ちなみにミニラが18〜20メートルなので、だいたいガンダムの大きさの想像がついて頂けたのではないでしょうか。
そのために、マニアっぽい人の群れに混じって頑張って行ったのにもかかわらず、ちょっと拍子抜けして帰路につくことになりました。確かに18メートルとなると、4−5階建ての建物と同じくらいですから、高いって言えば高いものの、我々が日常的に見かける高さ程度なんですね。エヴァンゲリオンは周囲の高さより大きいという設定でいったため、身長が40〜200メートルという幅ができてしまったとかで、18メートルのガンダムは確実に建物群より小さいということになります。70年代や80年代とは、高さの感覚も違うんだよなぁなどと考えつつのガンダムでした。
30日(火)
2006年度ですから今から彼是3年も前に書いた、起立工商会社っていう明治初期の貿易商社に関する論考が、『日本史学年次別論文集 近現代1』学術文献刊行会、に再録されたからっていうことで届きました。いまいち何が採録されているのか分からないのですが、紀要などで入手が難しい雑誌に掲載された論文から、著者に依頼をしたら転載許可が出たケースに再録されているような感じです。あまり深く考えずにOKの葉書を返した気がしますので、2年連続で転載されているんですね。確かに、なかなか紀要類っていうのは入手し難いですから、こういう媒体があることはありがたい限りです。何が嬉しいかって、もとの雑誌の掲載ページも載っているので、この本を利用して論文の注やらで使えてしまうことです。
話は変わりますが、東国原宮崎県知事のニュースが世間を賑わせていますが、知事から国政・総理への転身というと細川護煕元首相が思い出されます。宮崎県のお隣の熊本県の知事でしたが、高校時代の大学入試直前のエピソードとしてよく覚えています。でも、細川元首相の場合には、権不十年(なぜ「腐」じゃないんだろ?)ということで、2期8年間の県知事経験を引っ提げての日本新党ブームでしたが、ついこの前知事になったばかりの宮崎の広告マンの知事では、全国的な人気を得ることはなかなか難しいでしょうねぇ。タレント知事として、テレビ的な賞味期限への意識は強いのでしょうが、もっと着実に地に足をつけて何年か過ごした方が、テレビ的ではない評価は高まると思うんですけどね。そんな総選挙の前哨戦ですが、色んな意味で7月5日の静岡県知事選挙は注目されますねぇ。