筑前・筑後 日誌

そこらにいる大学教員の戯言です。
正式なブログにしちゃうと、毎日書き込むのが面倒なのと、
レスを書き込むのが面倒のダブル面倒なために、
好き勝手に日記・雑感・時事評・愚痴などを書き連ねて行きたいと思います。

8日(水)
 高市早苗議員がガラスの天井を打ち破って自民党総裁に就任したのは驚きでした。総理の座へのガラスの天井を割るまであと少しという感じですが、ガラスの天井が壊れていく様を見るのは小気味良いものがあります。サッチャーを尊敬する政治家として挙げていますが、政策的にはけっこうマーガレット・サッチャーとも違うところが多々ありまして、どうなっていくのか楽しみです。

 ところでそれよりも今回の注目は小泉進次郎議員の2回連続の敗戦についてでしょう。前回の敗因としては解雇規制の緩和がありますが、今回の敗因はカンペ読みにステマなどでしょうか。なんて言うかひとまとめにして、取り巻きが悪いというのをヒシヒシと感じます。昔、小沢一郎幹事長(当時)が海部俊樹を総理総裁へと担ぐときに、「神輿は軽くてパーがいい」と言ったという伝説が残っていますが、まさにあの時の小沢一郎の心境を小泉進次郎議員の回りの人たちは垂れ流しているように見えます。

 小泉進次郎議員は44歳。もし総理大臣になれば、初代の伊藤博文と並ぶ若さでの首相就任。戦後だと安倍首相で52歳、田中角栄首相で54歳ですから、44歳というのはかなりの若さです。そして、幕末の動乱を駆け抜けた伊藤博文と、小泉進次郎議員が同じだけの経験とリーダーシップがあったのかという問題になってきます。

 そんな中で、総裁選の投票日の前夜に、議員会館で予祝会として宴会をやっていたというニュースには唖然とします。軽くてパーな神輿を担いで我が世の春を謳歌するという心持の議員たちが集まって開いた会なのでしょうが、そんな取り巻きばかりの小泉進次郎議員には不安が集まって当然だったことでしょう。

 しかし最大のハイライトは、茂木敏充候補と小林鷹之候補へと票を流してGoodLoserにしておき、決選投票で倍返し3倍返しをしてもらうという麻生太郎議員によるキングメーカーっぷりでしょうかね。ゴッドファーザーのテーマソングが勝手に頭の中で流れていました。






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