2023年7月

4日(火)
 JCBカードのネット明細から、〈APPLE.COM/BILL〉の38点46万円が削除されました。思っていた以上に早い対応で、JCBさんには大感謝です。大学院生の頃に、JCBカードのキャンペーンで10万円が当たって以来の感謝をしている気がしています。本当に良かった、良かった。

 ところで、大雨で久留米市内も水没した農地とかあったみたいですが、その一方で全国の路線価の地価上昇率のトップが久留米市だったということでニュースになっていました。ただ地価上昇率のトップは西鉄久留米駅前ですから、まぁ浸水の被害を受ける可能性はないまずないエリアです。そうは言っても、半導体工場が進出して地価上昇が前々から話題になっていた熊本県の菊陽町あたりよりも、さらに地価上昇率が高いというのは驚きです。2割の地価上昇って、いったいどうなっているのやら…

 久留米市は福岡市への通勤・通学圏でありながら、意外と地価が安いままでしたらから、福岡市の地価が飽和してきてその開発資金が流れてきているということです。西鉄久留米駅は駅ビルをリニューアルの最中ですし、その周辺もゆっくりと再開発が始まっています。JR久留米駅側ほどの数年かけての大々的な再開発っていうわけではありませんが、いくつもビルのスクラップ&ビルドが見られまして地価が上昇するのはわかりますが、しかし2割の路線価上昇というのはイメージ以上です。 

 それだけ久留米中心部の地価が下がっていて、マンション価格や賃貸価格も安くなっていたという事なのでしょうが、一気に2割上昇ですか。これで小康状態になるのか、引き続き上昇するのかは知りませんが、地価上昇エリアがあまり広がるのも困りものです。西鉄久留米駅から少し離れると、味わいのあるお店がたくさんありますが、地価の上昇はそこへ影響を与えますからね。ゆっくりの上昇はともかく、年に2割の上昇はさすがに困りものでしょうね。。。

12日(木)
 転居3年目にして、話には聞いていた筑後の豪雨を初めて体験することになりましたが、バケツをひっくり返したような豪雨はなかなか激しいものがありました。田主丸の方では土砂崩れで亡くなった方もいらっしゃいまして心が痛みます。全国ニュースでもやっていたようで、色々と心配メールをくださる方もいらっしゃいまして、どうも有り難うございます。

 実家方面からの問い合わせに対しては、多治見でいうと田主丸や北野のあたりはだいたい瑞浪と恵那の間くらいっていう説明をしたのですが、新宿でいうと調布と府中の間くらいのところな感じでしょうか。そのくらいの距離感なので、かなり身近に災害が起きています。お野菜や果物の一大産地でして、ナイルの賜物ではないですが、筑後川の賜物で美味しい野菜や果物が採れる地域なのですが、もう現代においては筑後川の水があふれて土地が豊かになる必要はないですからね。

 また、ゆめタウンとかT・JOYのあたりの道路が水没している様子もありましたが、あの辺はレンコン畑を整地したところのようでして、全国チェーンのお店などもたくさん出店している街道筋です。何度も水没するので有名なエリアなので、各店舗も定期的に水没するのが前提なのでしょうが、しかしその度に掃除とかもする必要があるので大変ですよね。

 僕の住んでいるあたりも70年前の大水害の時には浸水したエリアですが、その後に筑後川本流の河岸工事などもされて、今ではご老人たちの思い出の中での水害話くらいしか聞かなくなってしまったエリアです。しかしそれでも、各家は少し高めの盛り土をしてあったり、1階は駐車場と庭だけで2階以上に住んでいる家があったりと、住宅に工夫があるのが特徴です。うちも少し高くなっています。

 ただそれでも筑後川本流が絶対に越水しないとは言い切れませんから、常日頃から防災意識を高めておくことは必要だよなぁっと思ったのでした。

 多治見も伊勢湾台風の時には土岐川が越水して床上浸水まで行った家でしたが、全国どこでもそのクラスの災害が起きるとどうしようもないですね

18日(火)
 豪雨から1週間ほどが過ぎ、被害の全体像がようやくと見えるようになってきました。土砂崩れというよりも土石流らしいですが、あの被害現場にばかり当初は注目が集まっていましたが、実際の水害エリアは思った以上に広かったようでして、田主丸を中心としてかなりの床上・床下浸水も出ているようです。これから数年は確実に野菜やフルーツの味がプラスアルファされるなどと牧歌的な事ばかりは言っていられなさそうでして、復旧に携わる人たちの熱中症なども心配な状況です。

 保険である程度はカヴァーされるだろうとはいえ、車に農機具、床上だと畳に家電製品にと、いろいろと買い替えをせざるを得ない家庭も多くなるでしょうから、命あっての物種とはいえ、復興は復興で大変です。ただ田主丸辺りはまだ人口もそれなりにいますし、2005年に久留米市に合併したことで財政的な余裕もあるのですが、お隣のうきは市あたりは人の面でも金の面でもさらに大変そうです。

 久留米東端の田主丸と、うきは市は隣接しています。そのため、人口減少によってうきは市はこの前の県議選からは久留米市と選挙区が合併し、さらに選挙結果でうきは市選出の県議さんは0人になってしまってもいます。その辺も相俟って周囲も巻き込みながら対応しないと、ポツンと復興から取り残されてしまいそうで危惧されるのです。

 ところでりゅうちぇる自殺のニュースは衝撃です。カルーセル麻紀のコメントで初めて知りましたが、ホルモン治療というのはかなり精神的に不安定になるとのこと。カルーセル麻紀、カバちゃん、はるな愛とホルモン治療や性転換をしている芸能人も何人もいるので、それほど大変な事とは知らず、うつ病のリスクの高さとかに驚いています。今回の場合には、信頼していた人に裏切られたことや、さらにはSNSでの批判や誹謗中傷などもあり、様々な要因が重なり合ってホルモン治療中の心と体が耐えられなかったのでしょう。

 ホルモン治療や性転換の鬱病率や自殺率が高いと知っていても、それでも治療したいという人たちはいます。ホルモン治療や性転換をしなければ死んでしまうというような悩みの中、治療そのものの苦しみと戦ってでも異なる性に変わりたいという人たちを、社会としてもっと優しく受け入れていければと思うばかりです。

 先日、最高裁でホルモン治療に耐えられず性転換ができない職員を、経済産業省がトイレをどうするかで判決が出ていましたが、トランスジェンダーの診断が下っていても肉体的・精神的にホルモン治療ができない人たち、そういう人たちも含めてケースバイケースで社会が受け入れて行こうという判決なんだと思います。

26日(水)
 ロシアとウクライナの情勢を見ていると、ふっと太閤さんがイメージされます。昨今の学説では、豊臣秀吉の晩年はウェルニッケ脳症およびその後遺症としてのコルサコフ症候群だったのではないかという説が強くなっているようです。ウェルニッケ脳症とは、チアミンつまりはビタミンB1の不足によって起こるものでして脚気と同じです。立身出世を遂げた豊臣秀吉は、もはやビタミンB1が豊富な玄米など食べず白米を食べ、あとは当時だと豚肉や鰻は食べないだろうし、緑黄色野菜も貧乏くさいでしょうし、その結果として発症したという説のようです。

 これに対してプーチン大統領はパーキンソン病の進行によるレビー小体型認知症ではないかという説が出ていますが、KGB出身で毒を盛られての暗殺を警戒していたプーチン大統領の場合、食事がかなり偏っていてもおかしくないのではと思うのです。毒物の反応がでやすい卵を好んで食べていたという話はありますが、パンも全粒粉ではなく普通の強力粉でしょうしね。そうなると、太閤さんと同じ感じであってもおかしくはないよなぁっと思うのです。

 ところで、こども家庭庁を解体しろという声があがっていますが、当然そうなるよっていう体たらくです。スポーツ選手や芸能人を集めて、官僚がキャーキャーワーワー楽しむイベント代に1000万円単位とか、トチ狂っているとしか言えません。そもそも、国の公官庁や都道府県庁とかが芸能人やスポーツ選手を啓発ポスターやCMとかに使っているのも言語道断でして、担当官僚が役得と言いながら国民の税金で好きな有名人に会いたいだけの腐った状況です。こんなものに金を使っているから足りません、増税しますとか、あんまりでしょ。国民を舐め腐っています。

 国の公官庁にしろ、都道府県庁にしろ、そこの職員なり普通の人たちを起用してポスターなんて安く済ますのが当たり前でして、芸能人やスポーツ選手に大金を払って国民の税金を使い放題ですよとか、どうして問題視されないのか疑問です。議会は、行政機関が好き勝手やっているこういう無駄を追及すべきでして、少子化対策や子育て対策に限らず、まずはポスターやCMやイベントに芸能人を使って税金を無駄遣いさせることは止めさせましょうよ。

 勿論、ボランティアとかで無料や車代程度で出演してくれるスポーツ選手や芸能人については、国や都道府県への貢献として感謝して大々的に宣伝してあげるべきでしょう。ですが、国や都道府県の公金にたかる芸能人やスポーツ選手はいけません。腐敗しています。それは国民が強制的に徴収されている税金であって、ファンが好きな有名人へと消費している状況とは違うのです。

 公金にたかる有名人と、ボランティア精神で協力する有名人を分けるためにも、国も自治体も、芸能人やスポーツ選手を起用した際には、そこにかかった金額を納税者へと明示すべきでしょう。

 そりゃこんな感じで、子ども家庭庁みたいに無駄遣いしながら増税論議をしているのだから、岸田内閣の支持率は落ち続けるわけですよ。増税を先送りしたって、行政機関における冗費を何とかしなければ駄目です。子ども家庭庁って岸田内閣の肝煎りだったはずですが、芸能人やスポーツ選手とのイベントに呆けているここの無能さ加減もまた、マイナ保険証とともに岸田内閣の支持率を下げているのでしょう。

28日(金)
 豪雨を逃れた夏野菜たちが並んでいますが、今日はオクラのお話から。オクラといえばネバネバを生かした食べ方をしたくなりますが、そうではなく、単純に野菜として肉と一緒に炒めてしまいます。オクラの場合には牛肉とかとは合わないので、お薦めは豚肉と合わせるのですが、オクラに大葉を加えて豚肉と炒めると、かなり夏の料理だなぁっていうさわやかな肉野菜炒めができあがります。

 他の野菜類がかなり価格高騰している中で、オクラは良心的な価格を維持していまして、だいたい9本とか10本とか入って100円〜120円くらいですから、インフレの夏には嬉しい限りです。ただまぁオクラの場合、レシピはそれほど多くないのですよね。そこが難しいところです。

 ところで岸田首相が久留米の土石流痕へ視察に来ていました。豪雨から時間が経っていることへの批判もあるようですが、時間が経ってもまだ片付かない被災地の様子が見られて、それはそれで意義があったと思います。やはり現地入りしないと分からない肌感覚っていうのはあると思うんですよね。そして激甚災害の適用へと舵を取るということで、この件に関する強いリーダーシップを期待したいところです。