2011年8月 |
8日(月)
実家の母が家庭菜園を最近の趣味にしていまして、ジャガイモやら玉ねぎやらを送ってきてくれたので、カミさんのカレーになっています。市の方から家庭菜園用の区画を借りる事が出来るようでして、その区画を年間いくらかで借りて、そこで作っているんですね。しかし驚く事に、確かに家庭菜園を始めたばかりのころと比べて、ジャガイモでも玉ねぎでもそうですが、形がスーパーなどに並んでいる商品のように整っており、更には大きさも均一になってきています。家庭菜園とかも慣れてくると熟練が形成されるのかと、変なところに感心してしまった次第です。
カレーといえば、この前初めて知ったのですが、オールスパイスっていうのはスパイスを色々と混ぜたものではないようです。オールスパイスという名称にてっきり騙されていて、ガラムマサラ的な香辛料の混ぜ合わせだとばかり思っていたのです。ところがそうではなく、ピメントのことで、ピメントがシナモン・クローブ・ナツメグを足したような香りだっていうことから、オールスパイスっていう呼び方をしてやるみたいです。その3つだけじゃオールじゃないだろ、という突っ込みはさて置きまして、ピメントだとピーマンの呼称と混ざってしまうからなのですかねぇ。
15日(月)
夏といえば暑さに打ち勝つためにカレーライスを食べるのが一般的ですが、わが家も夏場になると色々なカレーを食べる機会が増えて来ます。カレーライスが続いたので、カミさんにたまにはカレーうどんでも食べたいねっていうリクエストをしたんですね。すると、なんとカレー南蛮が出てきたのでした。これはカレーうどんじゃないだろっていう話をしたら、いいやこれをカレーうどんって呼ぶんだという話をカミさんにされ、それに対して僕はいやこれはカレーうどんじゃなくカレー南蛮なんだと強く主張したのでした。そしたら、僕がカレーうどんが食べたいって言うからカレーうどんをつくったのに、「文句があんなら食うな」と言われてしまったのでした。目を合わせずにもくもくと食べましたが。
でも、カミさんにとってはカレーうどんかも知れないけれど普通はカレー南蛮って呼ぶはずでして、カレーうどんと言えばうどんにカレーライスのルーが乗っているものを指すはずです。それにカレー南蛮ならうどんじゃなく蕎麦が美味しいって言ったら、「あぁっ?」とだけ返答がきて、さらにカミさんの怒りを増幅させてしまったようでした。翌日、南蛮にしていないカレーうどんを作ってくれたのですが、今度はうどんにカレーが混ざっているのが出てきて、うどんの白いところが残っていてカレーうどんなのにと文句を言ったら、もう無視をして研究を始めてしまいました。でも僕は、カレーうどんは、うどんに単にルーを乗せただけのものなんだと世界に向けて強く主張したい。
21日(日)
ようやくと菅首相が退陣する日程が決まったようで、28日には民主党の代表選挙っていう話になっていますね。
31日(水)
今年の夏は、昨年と比べますとかなり気温が落ち着いていまして、あの酷暑と比べますととても過ごしやすい夏でした。夏休みの子どもたちも今日が最後ですが、今年は夏バテ気味の子もあまり出ていないようでして、何やら昔の夏休みに戻ったようでした。よくよく考えてみますと、僕が小学生の頃の夏でも、朝晩とか、日中でも日陰などに入った時などは、それなりに涼しさがあったよなぁっと思いだしているところなのですが、ここ10年程の夏は日陰でも朝晩でもじわ―っと汗が滲み出す不快な夏でした。
でも、冷房もなくここ10年程の暑さが昔からあったとしたならば、日本の風土はもっと異なったものになっていただろうなぁっと思うのです。今年の夏の涼しい時間帯を体感していると、浴衣とか、花火とか、朝顔とか、風鈴とか、団扇とか、夏の涼を楽しむというっていうのがよく分かります。木陰を流れてくる風は、それだけで癒されます。太陽の黒点が消えていく、つまりは太陽の活動が比較的不活発になっていくのではという、地球寒冷化の可能性なども取りざたされていますが、そうしたら地球温暖化に備えたCO2排出枠の取引とかどうなっちゃうのか興味津々です。
ところで、8月も最後になって大変なハプニングが発生してしまいました。なんと、うちのトイレが詰まってしまったのです。実家を離れてはや18年ですが、初体験です。トイレって本当に詰まります。トイレットペーパーが流れません。小レバーで恐る恐る流しても、水が溢れそうになります。というわけで、カミさんがもうスッポンするしかないって言うので、二人してスーパーに駆け込んでスッポンを買ってきました。スッポンは意外と高くて1,500円もの臨時出費だったのですが、家庭の救急車とか呼ぶのは嫌だなぁっと思いながら、スッポンを買い込んで家に戻ったのです。
さてさて、家に帰ってトイレに駆け込み、買ったばかりのスッポンを突っ込みました。説明書に従いまして、押してー、引いて、としたのですが、簡単に解決しそうな気配がありません。そこで気合を入れて、押してー、引いて、押してー、引いて、というのを高速で繰り返したところ、ズズズズズッっという音と共にトイレットペーパーはトイレへと流れていったのでした。これで、トイレから溢れた水に浸かるという心配は無事に去っていったのでした。めでたし。めでたし。
しかし、僕は思うんですよね。あれは、スッポンという名前よりも、キュッポンという名前の方がより適切だと・・・