2023年5月

11日(木)
 色々な人の給与というのは、色んな理由で現在の金額になっているわけでして、昨今では教員給与についての議論がなされています。昔に比べて負担が大きくなりすぎているのに、給与が十分それに見合っていないという議論です。給与を上げれば、教員不足が解消する・・・・・・本当なのか?

 霞が関の官僚の話の時にも書きましたが、明らかにライフオブバランスが崩れていて、クオリティー・オブ・ライフを追及できない労働環境が忌避されているにもかかわらず、給与の多寡で何とかできると思っているとしたら御目出度いとしか言いようがありません。やりがい搾取の現状を改め、教員の負担を減らすことを一義的には考えるべきなんじゃないでしょうか。これについては財務省の方針が正しい。

 部活動やカウンセリングなどでの専門家への要請という話が出ていましたが、それと同じように事務補佐・教務補佐を増やすことが大切ではないでしょうか。こういう人たちは教職免許は不要でして、元気な高齢者の再雇用とかでも対応できます。それに、子ども好きの高齢者ならば、子どもと接していた方が健康寿命も延びます。ヤフーコメントで秀逸な記述を見つけたのですが、看護師さんが、昔はシーツの交換や病室の清掃も看護婦さんがになっていたのを、次第に専門の方たちへとお願いすることで、看護師が本来の業務に集中できるようになったとのことでした。教員についても、行うべきはこのような改革ではないでしょうかね。

 ところで給与といえば、大学教員の給与も不思議です。医師免許があると割り増しがありますが、それ以外の分野は一律です。結論から言うと、経済学系や法学系の教員給与は現状でいいと思いますし、医学系も追加手当があるから現状でいいと思いますが、理学・工学・農学・薬学・生物学などなどいわゆる理系教員については、給与を上げるべきじゃないかと思います。日本の方針として理系の人材を増やしたいならば、大学教員の理系の給与とかを上げるべきです。それが他へも波及していきます。

 いわゆる文系学問の大学教員は旧中間層みたいな存在ですが、理系学問の大学教員の多くはまぎれもなく新中間層です。新中間層であるならば、企業の研究員などと比較対象になってしまうわけでして、アカデミズムの水準を維持するためには給与水準は上げたほうが良い。一方でいわゆる文系の大学教員は旧中間層的な労働ができますから、これ以上下げるとなかなか人材が集まらなくなりますが、だからといって給与水準を今より上げてもあまり改善効果はないでしょう。個人的には文系教員の給与水準も上がれば嬉しいですが、社会的なメリットはあまりないでしょうね。

 ところで話はまったく変わりまして、少子化についてボーっと考えていたのですが、昔と違ってイベントとかで御雛様がいつまでも出されていますよね。雛祭りの夜にはお雛様をしまわないとと、僕の子どもの頃にはよく聞いたのですが、昨今はどうなってしまったのでしょう。3月3日にしまって貰えないお雛様たちの祟りが、日本全国を覆っているような気がします。地域のイベントとかなのでしょうが、旧暦の3月3日を過ぎても延々と飾られているお雛様、可哀想だよなぁっと思ったのでした。

18日(木)
 今更ながらにゴールデンウィークの話ですが、久しぶりに那珂川のリバークルーズに乗ってきました。地下鉄の天神駅か中洲川端駅からすぐの、福博であい橋のところに船乗り場がありまして、30分ほどのリバークルーズです。平日で1000円、土日休日でも1500円でして、それでキャナルシティの辺りから博多湾まで行ってくれまして、今の季節は風に吹かれてとっても気持ちがいいのです。春から初夏にかけてと、秋のリバークルーズはお天気さえ良ければ最高です。

 夏になってくると、20時、21時とネオンを川から眺めながらのナイトクルーズが夜風に当たれてお薦め。ちょうど屋台が出そろう辺りを通っていきますし、中洲のネオンもちょっとは見えますし、博多湾へ行くところにはポートタワーもありますから、夜のリバークルーズも綺麗です。月末に福岡へ来られる方たちは、その日の天気と気温にもよりますが、ナイトクルーズで夜景とかも楽しいかも知れませんね。

 タイミングを計算していけば、リバークルーズではなく17時か19時の博多湾クルーズの方にも乗れますので、そちらも良いかも知れません。ただ僕は博多湾クルーズの方は乗ったことがないので、どんな感じかは分かりません。たぶん、PayPayドームとかマリノアシティの観覧車とか、あちらの方がライトアップされているのだろうと推測されます。

 話は変わりますが、先週末は佐賀へ行ったついでにA5佐賀牛を堪能してきました。ちょうど地下鉄の博多駅の所にJA佐賀が出している電光広告がありまして、それが佐賀牛に、佐賀米にと宣伝をしているので、通るたびに美味しそうだなぁっとボーっと見てしまいます。それを佐賀で食べたのですが、うん、確かにこれは違うわ。

 久留米や福岡でもかなり美味しいA5佐賀牛は食べられますが、佐賀で食べられるA5佐賀牛は、A5の中でもより上等の牛ですね。ランクがA5までしかないからA5なだけで、Sクラスとか作ったらそちらに区分されるレベルです。確かにA5に区分されるといっても、A5基準をギリギリに通過する佐賀牛もいれば、余裕でA5基準をクリアしていく実質Sクラス佐賀牛もいますよね。気が付かなければ幸せだった事に気が付いてしまった気がするのです。

25日(木)
 前にカミさんと、博多はフェスティバルシティだよねという話をしていたのですが、日常的に街のいたるところで色々なイベントやお祭りが開催されていまして、コンパクトシティということも相俟って人々を楽しませるシチュエーションに長けています。コロナの自粛が明けて、以前のような賑わいを徐々に街は取り戻しつつあります。福岡出身の芸能人が多いというのは、この目の前の人たちを楽しませたいというホスピタリティから、多くの人たちを楽しませるエンターテイメントへと繋がっているのだろうなぁっと思っています。

 今度の学会では懇親会はありませんが、博多の街は美味しいお店だらけです。前に、東京でテレビなどでも紹介される有名な焼鳥屋へ入ったらあまりにもあんまりで、福岡へ戻ってきて口直しに焼鳥屋へ行ったというくらい福岡は美味しいお店が多いです。国内の観光客にしろ、インバウンドの観光客にしろ、博多はグルメのために来ている人たちもけっこういまして、A級グルメからB級グルメから事欠きません。

 まぁ、久留米と比べたら博多の方が物価は高いのですが、それでも東京や京都と比べたら遥かにリーズナブルに美味しいものが食べられます。居酒屋で玄海の幸を食べるもよし、焼き鳥を頬張るもよし、長浜ラーメンもありますし、寿司屋なんかもお薦めです。ジビエも流行っています。焼肉や餃子も美味しいですが、その辺はライトな出張客向けっていう感じでもないですよね。もっとコテコテの観光客・出張客向けが良いですよね。

 筑後まで足をのばすならばエツやウナギなどもお薦めですが、博多だと今の季節は何かなぁ。透明なイカかなぁ。サワラ、イサキ、トコブシ、対馬のアナゴに、壱岐のウニとか出会えたら最高かも。ほかには情緒を楽しむために中洲の屋台も楽しいですが、屋台は安いわけではなく雰囲気も楽しむ場所ですので、その点は要注意。ときどき、居酒屋よりも安いのが屋台だと勘違いしている人がいます。だいたい居酒屋と同じくらいか、場合によってはそれよりもちょっと高いケースもありますね。
 
 まぁ、街で飲んでいればお店の人たちも隣席の人たちもホスピタリティ溢れる人たちばかりなので、楽しいひと時を過ごさせてくれると思います。せっかく福岡へ来たならば、思う存分、楽しんでいってください。でも、あまりにも楽しすぎて戻れなくならないようにお気を付けを。