2018年3月

7日(水)
 土曜日の経営史学会西日本部会で報告を行いましたので、『エネルギー史研究』や『Newsletter』などの論文・小文などとともにプロフィールを更新しておきました。ついでにカミさんの業績一覧も更新してあります。

 しかしながら、経営史学会は来年度も土曜日午前と日曜午後が自由論題という、センスの無い時間割設定をしているようでして、どうしようか思案中です。どうせそこまでやるなら、理系みたいに平日に学会開催すればいいのに。まぁあぁいう時間割設定だと人は減らすでしょうが、場所が京都大学とベストな立地をしているからその分を挽回するでしょうしね。どう読むか難しいところです。

 京都といえば先日京都へ行った時に、ホテルが不慣れなところしか取れなかったために彷徨いながらブラブラと歩いていましたところ、なんと護王神社の近くじゃないですか。前に、一度買った護王神社のお守りを持ち続けていたところ、ふと紛失してしまい、その後に腰痛が悪化して困ってしまい、ちょうど京都へ行く機会があったのでその際にお守りを買いなおしたら腰痛が治ると共に、福岡に戻ったらお守りが出てきたという神社です。

 今回も、前にお守りを買いなおしてからそれなりの時間が経っていまして、護王神社的にはそろそろお守りを買いなおさないと、また腰が痛くなっても知らないぞというメッセージだろうという事を読み取りまして、ちゃんと護王神社でお守りを買って来れたのでした。冗談抜きで、護王神社は霊験あらたかですが、定期的にお参りに行かないとまずいです。経営史学会で京都へ行ったら、護王神社のお守りをまた買い換えなければ。。。あの猪たちは人を操りますよ。

12日(月)
 財務省による書類改竄問題ですが、神戸製鋼のデータ改竄をはじめとする経済界の書類改竄にしろ、今回の官庁における書類改竄にしろ、有印私文書偽造や有印公文書偽造という犯罪を軽々に犯してしまえるメンタリティっていうのは、日本社会に巣食っている病巣でしょうか。こんなのは逮捕されて然るべきだと思いますが、犯罪を犯している当事者はその時には賢いと思っていたのでしょうからアホの極みでしょう。

 政治家とかから指示があったというよりも、小賢しい面々による忖度と言うか、こういう小賢しい行為が評価されて立身出世できるという期待なんだろうなぁっと思いますが、そのような風潮を放置しておいたトップの引責辞任にまでいくのかどうかという、そういうレベルの話にまでなるのでしょう。小賢しい官僚による忖度であっても、最終的には事務次官なり大臣なりの責任という話になるでしょうに、小賢しい忖度官僚にはそれが分からないのでしょうね。

 さて話は変わりますが、我が家のストレリチア・オーガスタが5枚目の葉っぱを出してきました。最初に300円で買った時にはわずか3枚しか葉が無かったストレリチア・オーガスタですが、初心者向けというのは本当です。この間に1回落としてしまいまして、植木鉢の中の土が盛大に漏れ出て埋め直すなんていうハプニングもありましたが、そんな事はまるで嘘かのように元気に育ち続けています。テーブルヤシも順調に大きくなっているし、植木鉢を植え替えるタイミングがいつくるのか、はやくも心配している状況です。

 ところで話は更に全く変わりますが、〈村岡屋〉という佐賀の和菓子屋さんがあるのですが、そこの〈鍋島さま〉という最中をいただきました。〈さが錦〉が有名な和菓子屋さんでして、こちらが美味しいのはよく知っていたのでたまに食べていたのですが、最中の方ははじめてでして、これが驚くほどに美味しい。最中の薄皮と小豆餡や抹茶餡のバランスがよく、さらに求肥が柔らかくて御茶菓子として最高です。この最中を食べてしまったら、そんじょそこらの最中とかもう食べられませんね。

20日(火)
 今年は星野監督の訃報だけでも十二分に衝撃でしたが、この度、内田康夫死去の報道がなされまして、さらに衝撃を受けています。もう83歳でしたか。内田康夫氏に会いに軽井沢まで遊びに行ったのが懐かしく思い出されまして、ファンの皆さんの前でピアノ演奏もされるほどサービス精神旺盛で、改めて魅了されて帰って来たのでした。2-3年ほど前に脳梗塞で絶筆されたというニュースは耳にしていたのですが、その後は奥様と穏やかに過ごされていたようでして、愛妻家なところも素敵でしたね。御冥福をお祈りいたします。

 僕が内田康夫に最もはまっていたのは高校生の頃でして、気分転換に読むのに調度良い軽さだった旅情ミステリーは、結構その後の僕のライフスタイルに影響を与えています。浅見光彦の設定が33歳でして、僕が高校生の頃から40代の今に至るまで浅見光彦は年をとらない33歳です。そのおかげで独身男性が様になるのは33歳までだなぁっていうイメージが漠然と僕の中にありまして、カミさんと結婚したのも僕が33歳の時ですから独身34歳は体験していないのです。

 研究対象も色々な地域を対象としたりしていますが、本当ならば旅情ミステリーでも書いていたいのを、それでは食べていけそうな気がしませんから研究者をしながら様々な旅情を楽しんでいます。浅見光彦が旅をしていなかったら、僕は調査旅行とか嫌いだったかも知れませんね。佐世保も、萩も、京都も、沖縄も、福岡さえも、本当に書きたいのは旅情ミステリーだよなぁっと思いながら、それでも論文を書いてしまっているのです。

 今はもう、浅見光彦というよりは浅見陽一郎の年齢の方が近くなっていますが、そのうち浅見陽一郎の年齢も超えていくんだろうなぁっと思うと時間の流れは早いものですね。

29日(木)
 寒波が激しかったにも関わらずなのか、激しかったからなのか、どちらかは分かりませんが、福岡のソメイヨシノも満開でチラチラと散り始めております。ソメイヨシノはエドヒガン系とオオシマザクラの雑種を交配させて作られた園芸種であることは良く知られていますが、箱崎宮の花庭園ではオオシマザクラも植えられていまして、新緑の葉も少々でてきていますがソメイヨシノの起源となった桜を堪能することができます。

 桜を見ていたら、この前亡くなった内田康夫の話をもう一つでして、内田作品の中で好きな作品のひとつが〈華の下にて〉でして、西行法師の〈願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月のころ〉をもとにしていまして、ちょうど100冊目の記念作品でしたね。この〈華の下にて〉にも関連する高山の荘川桜はエドヒガン系ですが、まだまだ蕾も固そうですね。

 昨今は世界中何処にいても、日本各地の桜の開花情報や満開情報を目にする事が出来まして、荘川桜も、根尾谷の淡墨桜も、醍醐の花見も、今帰仁城の桜も、福岡にいながらにして分かってしまうのは凄いことです。ちなみに今帰仁城の桜はカミさんとの新婚旅行で行ったヒカンサクラの桜祭りでして、1月末から2月頭にかけてですから、季節が合わないために、行きたくてもなかなか2回目を行けない桜なのです。沖縄って桜前線が本島北部から本島南部へと南下していくのがポイントです。

 何はともあれお花見の季節ですが、そんな事はさて置きまして野菜が安くなってきましたから、野菜不足の今冬の日々を取り戻すかのように、カミさんと一緒に昨今は野菜だらけの食生活を送っています。なかでも意外な発見となったのは、大根とグリーンカレーの相性の良さです。グリーンカレーは野菜を大量に摂取出来るカレーですが、洋風な野菜だけではなく、大根がココナツミルクも美味しく吸収することに驚愕でして、大根のグリーンカレーを素麺で食べてやると、エスニックなのか何なのかもう分からない楽しさがありますよ。