2011年12月 |
8日(木)
20代の頃に出来ていた徹夜が出来なくなってから、既に久しくなっていますけれども、最近は、4時間とかいう短時間の睡眠をした翌日には、8時間とか9時間とか寝てしまうという、睡眠不足の解消時間が必要になってきてしまっています。前にテレビで見たのですけれども、睡眠時間っていうのは貯金、要するに寝貯めるということは出来ないようですが、借金の返済、要するに寝不足を寝て解消するっていうのは可能なようです。年をとると寝るのにも体力を要するから、睡眠時間が短くなるっていう話を年配の方々から聞きますが、まだその境地には達していないところです。
睡眠といえば、アルコールが入った状態で眠りますと、どうしても睡眠が浅くなってしまいます。ただしその反動としまして、朝の寝起きは結構さっぱりしているんですね。勿論、あまりにも深酒してしまいますと、二日酔いという別の苦しみが待っているのですが、程々の酒量っていうのは翌日の目覚めには好都合な訳であります。ところが、眠りが浅いっていうことは、どうしても借金をしている状態になってしまいますから、これまたどこかで借金の返済が必要になってしまいます。ということで、最近は寝酒をあまりしないように心掛けていたりなんかします。
僕の場合の最適な睡眠時間っていうのは、だいたい6時間〜7時間っていうところですが、なかなかその睡眠時間を続けるっていうのは、思いのほか難しいんですよね。。。
16日(金)
福岡も寒くなってまいりまして、あられがボツボツと襲撃してきたりしています。天気予報では雪だったので、山の方では雪が降っていることでしょう。九大の正門前には椰子の木が生えていたりしまして、インターネット上とかで見てみると暖かそうに見えるのですが、之はとてつもなくトリッキーなだけでして、冬はやはり日本海側ですから冷え込みます。
さて、少々前の衝撃的な話がありまして、そろそろ時効かなぁっとも思いますので話してしまいましょう。前にとある所から贈り物でハムの塊をいただきました。なんと2kg近くもあります巨大なハムでして、ニンマリした僕は毎日少しずつ、夜食にしたり、酒のつまみにしたり、夕食時にかじったりと、巨大ハム生活を満喫する日々を送っていたのです。ところが、飲み会が数日続いたこともありまして、巨大ハムが半分近く、つまりは1kg弱も残っているにもかかわらず、しばし冷蔵庫の中に放置をしてしまっていたのでした。
そんなある日、再び酒の肴に巨大ハムに噛り付こうとした僕が冷蔵庫を開けたところ、なんと、なんと、なんと、巨大なハムの半分が少々緑色になっていたのでした。。。酔っていたこともあって「うわぁ〜」と大声を上げたところカミさんがやって来まして、冷徹な眼差しを僕と緑色のハムに向けた挙句、その巨大ハム半分を黙々と生ごみの袋の中に捨ててしまったのです。もう、僕はあんぐりですよ。確かに、ハムの表面は緑色をしていましたが、表面を削れば中程は食べられた可能性が高いにもかかわらず、その確認もしないで巨大ハム半分をすべて捨ててしまったのです。
茫然自失する僕に対して、嫁が冷たく放った一言は、「また食べられるから」というものでした。しかし、そういうもんじゃない。僕の目の前にあったハムが捨てられる様を僕は見てしまったのです。そうしたら酔っていたこともあり、僕の目からは自然と涙が溢れてきたのです。涙が溢れてくるとさらに気持ちは高ぶっていき、空しくてやるせ無くなってどうしようもなくなり、「もう僕は、あのハムには会えないんだ」とワンワンと号泣をしたのですが、嫁さんは冷たく「縁が無かったんだよ」というばかり。しかし、悔しくて、切なくて、残りの酒をかっくらいながら泣き続け、泣いて泣いて泣き疲れてその日は眠りに落ちたのでした。今思い出してもツライ。。。
24日(土)
この前カミさんと話していてふと気付いたのですが、二人とも昔と比べて少々生命線が長くなっていまして、オッと思ったのですが、冷静に考えてみますと、年齢とともに手のひらに皺が刻まれたっというだけの事かもしれなくて、喜んでいいのやら悲しんでいいのやら、なかなか判断が難しいところです。手相っていうのは、両掌を組んだ時に、上側にある方で見るんだっていう話を前に読んだことがありまして、その時には、生命線が長い方が下で、生命線の短い方が上だったものでして、なんとか無意識にでも手の組み方を変えられないかと必死に努力していた時期があったのですが、結局のところ努力は適わず落胆していたのでした。それが、単に年来を重ねただけで、生命線の短い方だった手の生命線が勝手に伸びているんですから儲けものです。
ところで、カミさんの方の生命線は、昔は手のひらの皺がすり減っているんだか何だかで、ほとんど存在が確認できなかったのですが、加齢っていうの偉大でして、ちゃんと生命線が浮き出てきていました。しかもこれが長い長い。この前までは全く見えなかった生命線が、なんと手首まで伸びていまして、そこまで伸びていない僕としては、うちのカミさんは一体何歳まで生きるのやらと嫉妬の炎に包まれています。僕の生命線をもう少し延ばすためには、いったい何をやったらいいのかと思案中だったのですが、カミさんに「彫刻刀で彫ればいいんだよ」とぞんざいに扱われたので、このテーマは1人の時にゆっくりと考えたいと思います。。。