2014年3月

6日(木)
 外郎といえば、東海勢としては名古屋の外郎が真っ先に思い浮かぶのですが、先日山口の外郎をいただく機会がありまして、久方ぶりに山口の外郎を堪能しました。名古屋の外郎は米粉を使っていますので非常にガッツリしていまして、お腹のすいている時にはとても腹持ちが良くて満腹感にひたれるので好物なのですが、山口の外郎はそれとは全くの別物でして、ワラビ粉を使っている外郎です。そのため、お腹を満たすというよりも、お茶請けに最適な一品でして、大内氏の雅さを彷彿とさせるのでした。

 さて、今年も確定申告へと行って参りました。毎年一回の出来事ですが、何度通っても税務署の緊張感というのは独特のものがありまして、その緊張感に包まれながら納税を行ってきました。警察署にしろ、税務署にしろ、区役所にしろ、病院にしろ、空港の手荷物検査にしろ、悪い事をしている訳でもないのに、なぜか責められているような気分になってしまうのは何故なんでしょうかね。免許証の住所変更で警察署へ行った時も、逮捕・連行されたような気分で婦警さんに応対して貰ったのを思い出します。そんな緊張感に包まれた場所ですが、皆さんちゃんと納税はしましょうね。

11日(火)
 東日本大震災から3年がたちました。16000人以上の方が亡くなった上に、いまだに2000人以上の方が行方不明ということで、地震+津波災害の甚大さを思い知らされます。亡くなられた方々のご冥福と共に、行方不明の方々が見つかることを祈るばかりです。3月10日が東京大空襲、3月11日が東日本大震災、そして3月20日の地下鉄サリン事件と、3月の中旬は防災や危機管理を考える日が続きますね。

 ところで、大学のメールサーバがまた変更になったおかげで、設定を色々としているうちによく分からないままですが設定は成功しました。今回はメールアドレス等の変更は無いので、メールアドレスの変更等のお知らせをする必要は無いのですが、送受信のための設定が色々と変更されてしまいまして、それはそれでなかなか手間取ったのでした。脆弱性などに対するこれも一つの危機管理として行われているのでしょうが、その詳細を知らない身としてはただただ設定変更に振り回されてしまうのでした。

19日(木)
 最近はまっている事の一つにワサビがあります。スーパーなどで買ってきて自宅でお刺身なんかを食べる時に、本ワサビをすりおろして使っています。一本丸々を冷凍しておいて、冷凍したままにすりおろしても、生のものをすりおろした時とあまり違いはありませんので、すりおろしたての本ワサビを楽しむという贅沢に浸っているのです。このすりおろしたての本ワサビを味わってしまいますと、チューブのワサビとか、居酒屋で出てくる業務用のワサビとか、あれを食べられなくなってしまいます。それくらい、一本丸々からすりおろしたばかりのワサビって言うのは鮮烈です。

 ちなみにワサビというのは数少ない日本原産の植物の一つでして、けっこう日本全国いたるところで生産されているものです。ですからちょっと気をつけてみると、けっこう一本丸々のワサビっていうのは入手できるものです。チューブのワサビで手軽に終わらせてしまうよりも、スローライフ・スローフードとしてお刺身を食べるたびにワサビをすりおろすって言うのは、なかなか贅沢な時間の使い方ですよ。未体験の方は、是非とも試してみてください。

28日(金)
 箱崎キャンパスの桜が満開を迎えています。少々汗ばむ陽気ですが、ふらふらと桜見学にそぞろ歩きをしていました。火曜・水曜の雨があがった後に急速に気温が上がったこともあり、木曜・金曜の両日で福岡銃の桜が咲き乱れているところです。天気予報によりますと、明日土曜日と明後日日曜日は雨がちのようでして、満開の桜がどうなってしまうのか心配しきりです。

 年度末ということもあって代休とかを強制的に入れざるを得なかったこともあり、昨日はカミさんらと赤坂駅から歩いて城の桜を見学してきました。昨日中にちょうど満開宣言が出たこともあって、公園は平日の昼間なのにもかかわらず結構な人出でした。そして夜になると桜のライトアップなどが行われていまして、昼間とはまた違った夜桜の様子を堪能したのでした。夜桜に少々赤めのライトを照らし当てると、まさに夜桜お七の世界が広がっているようでもありましたが、それはサービスでなみなみと濃くつくって貰った焼酎のせいだったのでしょうか。

 何はともあれ、明日は雨が降ってしまうということは、今日中にもう少し桜を楽しんで雨が上がるのを待つこととしましょうか。

31日(月)
 ついに〈笑っていいとも〉が最終回を迎えてしまいました。小学校の頃から続いていた番組が終わりを迎えるっていうのは、結構しんみりとしてしまいます。試験期間とかで、学校が早めに終わった中学や高校の頃とかに、学校近くのお好み焼き屋で皆でお好み焼きやら焼きそばやらをつつきながら見ていたり、大学時代には二日酔いの頭を抱えて目覚めた昼過ぎにボーっと見ていたり、小学校の頃は夏休みや春休みだけ見られる特別な番組だったりと、思い出は尽き果てることがありません。福岡は今、桜吹雪という表現がしっくり来るほど見事に桜が散っている年度末ですが、そんな桜吹雪の中で〈笑っていいとも〉が終わりを告げていくのを見ていると、一つの時代が終わっていくのをヒシヒシと感じます。

 話は変わりますが、自宅の鍵を鍵穴に差し込んだ時に、金属が摩擦で動かなくなる感じで、なかなか鍵穴から抜けないっていう事態に陥ってしまいました。無理をすると何とかぎこちなく抜けるのですが、鍵が折れそうな不安に駆られる状況でして、どうしたもんかとカミさんと相談していたところ、カミさんが突如閃きまして、鍵にワセリンを塗って鍵穴に入れたところ、無事に鍵の調子がいい感じに戻りました。機械油でも指すんだろうかとか、鍵屋に頼むんだろうかとか、色々と話していたのですが、意外に簡単に対応がとれたのでビックリしたのでした。