2018年9月 |
13日
キャンパス移転に伴なう研究室の引っ越し整理が嫌になったからではありませんが、しばらく沖縄へと行ってまいりました。経営史学会西日本部会が沖縄での開催ということで、八重山糖業のお話と、御菓子御殿のお話と、沖縄らしい2本立ての部会でした。それに合わせてしばらく沖縄へ行っていました。
沖縄にいる間に、台風21号に北海道での震度7の地震と災害が相次ぎ、那覇空港から関空や千歳へと帰れない人達が続出してしまっていまして、沖縄にいながらにしてその影響の大きさを実感していました。関空と千歳という大きな空港が2つも同時に閉鎖っていうのは聞いたことがなく、驚くばかりでした。逆に、今年は沖縄本島を直撃する台風が1つも無いということで、これはこれで珍しいことのようです。
今回は少々古書を買い込んできたのですが、それと合わせて市場で見つけた4個で150円のグァバだとか、2個で250円のドラゴンフルーツだとかを宅急便で送ったので、果汁が古書へと漏れ出ていないかが不安だったのですが、何とか福岡まで無事に到着していまして一安心です。
福岡に戻って来たのは、箱崎宮で放生会が始まるのが理由の1つです。ここで買う生姜の鮮度が抜群でして、これまで生姜に鮮度が関係あるなんていうことは考えたことも無かったのですが、本当にこれが違う。〈梨も栗も放生会〉などという有名なフレーズがありますが、今は梨も栗もほぼ売っていません。スーパーで買う梨や栗で十分だからです。
でも生姜だけは違います。この生姜を、買った当日じゃなきゃ駄目なんですが、葉と茎を剥いていってハジカミにしてやる。これがもう絶品。カミさんは生姜本体の方を切り刻んで、甘酢漬けやジンジャーシロップにしていくのですが、ハジカミを作るために葉や茎を剥くのは爪に生姜汁が入ってきて痛くなりますので、それでも食べたい僕の担当です。剥いて剥いて剥いて、カミさんに提出すると最高に美味しいハジカミが出来上がるのです。
ちなみに、生でカジっても美味しいハジカミですが、最低半年、まぁ1年くらい漬けてやると、焼酎と相性が抜群に良いハジカミになるのです。昨年漬けたハジカミを食べながら、来年用のハジカミの準備をするっていうスローライフはなかなか楽しいものですよ。
21日(金)
この9月は、法学府の博士課程を単位取得退学したOBが箱崎キャンパスの研究室で爆死するという事件が発生したばかりでしたが、今度は経済学研究院の准教授が放生会で逮捕されるという事件まで発生しています。後者は、話したことはありませんが顔はよく知っている人でして、しかも場所は散策したばかりの箱崎宮の放生会が舞台ということですから、まぁさすがに驚きます。
ニュースに出ていたので少々調べたのですが、東大経済の出身ということで、おいおいもしかして東大で重なっていたかと思ったのですが、重なっている期間がありました。僕が東大の助手2年目をしていた頃に、修士課程の1年生という年齢差くらいみたいでして、近隣分野だったら身近だったかもしれないくらいの近さです。そういう意味で驚きます。
伊都キャンパスは伊都キャンパスで、またセアカゴケグモが発生しているから気を付けろという注意喚起がまわっていますが、噛まれて被害者が出ないか、こちらも気がかりです。体の部分が1cmほど、足を伸ばした全長でも3cmほどですが、そんなに小さいのに毒性が強くて怖いんですよね。。。