2020年12月 |
2日(水)
僕の中でどういう回路が出来上がってしまったのか謎ですが、新型コロナの第3派が来ているニュースを見ていると、どうしてもナメロウをカミさんにリクエストしないではいられないのです。しかしこのナメロウ、ご飯も酒も進むという大変な料理であるために、何とか代替案はないかと考えていたんですよね。
豆腐に乗せて食べるというのは、何も考えなくても美味しい。ヘルシー。健康的。それに加えて判明したのが、温野菜に付けてナメロウを食べるとこれが美味しい。ブロッコリーが美味しかったですし、絹さやエンドウ、大根、人参なんかも美味しいです。そして普通に温野菜を食べるよりも、野菜を大量に食べられるのがメリットです。
魚成分と、味噌成分と、体が欲するままに摂取できるのが嬉しい限りでして、味噌を濃いめに混ぜて、魚がネットリするくらいまで叩いて2−3日は寝かせると、最高のディップの出来上がりなのでした。勿論初日も、2日目も食べますから、一度に作る量をケチらないことが大切です。アジも良いですが、ヒラス、ヒラメ、鯛などなど、けっこう色々なお魚が、味噌の味を引き立ててくれます。いいですねぇ。
14日(月)
新型コロナウイルスが冬場になってきて再々流行を見せていますから、今年の年末年始はどこも寂しい年末年始になることでしょう。WHOの予測では2022年4月までの流行を予測していますから、あと1年以上はこれが続く見込みです。やはり冬に流行ってきたということで、インフルエンザ等との共通項も多そうですから、茶葉から濃い緑茶を出して飲んだり、柑橘類を食べたりと、普通の風邪対策も例年以上にしてしまう年末です。
そうなってくると御正月の準備が悩みどころです。カミさんと話していて、昨年挑戦した色んなマリネでお節料理っていうのを、今年もやろうじゃないかなんて話しています。高級牛肉のしゃぶしゃぶマリネが大ヒットでして、今年もこの辺をベースに、茸ソテーのマリネとか、楽しみな限りです。マリネということは玉ネギが大活躍でして、スーパーへ行ったら富良野の玉ネギが8玉で157円とか見つけて、大急ぎで買い込んでしまったのです。
年末はまた、酒の買い込みも重要です。次の日を考えなくていい家でのゴロゴロ酒には、日本酒をと思っていたところ、繊月酒造さんが米焼酎を飲むと赤牛をくれる二斗五升キャンペーンを始めてしまいまして、これに挑戦しない訳にはいかないし、クリスマスに向けてスパークリングワインの飲み比べとか、この辺の買い込みも結構大変なところです。しかも、買い込んでいると、無自覚なうちに酒の減り方が急になっていきますから、エンドレスに酒の補充もしなければなりません。師走は忙しいものです。
話は全く変わりますが、日本国憲法の14条には、全ての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により差別されないことが明記されています。そして、華族その他の貴族の制度はこれを認めないとされ、栄転等にはいかなる特権も伴わないことも決められています。そんな中での皇女制度の議論です。これ、華族その他の貴族の制度を、新たに作ることを意味しているんじゃないでしょうか。しかも、皇女職を特別公務員として、給与という形で特権としての対価を与えることを意味しています。
もしかしたら僕の理解の間違いで、日本国民として生まれたすべての者に、皇女になる選挙か試験かあって、元皇族という門地に基づかないで皇女になれる方法を作るというならば、別に憲法違反ではないでしょう。しかしながらニュースを聞いていて僕が理解できる範囲では、一代華族、もしくは世襲華族として、元皇族に皇女職とそれへの対価という特権を与えるというように聞こえてしまうのです。
もしそうなったら、日本国憲法に違反しているからという理由で、皇女職に伴う対価の差し押さえと、損害賠償請求が、結婚して民間人となった元皇族のもとへと次々と襲い掛かっていくことになるでしょう。特権を貰った皇女様とその結婚相手なんて、訴えたい人が世間に溢れることでしょう。特定の皇族に関して、その結婚に対して国民の批判が大きいからと言って、元皇族となった際にそういう血みどろのショーというか、スケープゴートにして国民へのサーカスにするというのは、あまり上品とは言えないよなぁっと思うのでした。
しかし、将来の歴史家には、格好の研究対象だな、これ。
21日(月)
GoToキャンペーンは停止が発表されましたが、停止前の駆け込みのような利用により、感染者も増え続けておりまして、早く落ち着くことを祈るばかりです。しかも福岡では、40代の持病無しの男性が亡くなっていまして、だんだんと近づいているようで不気味です。高齢で持病がある方の重症化が顕著ですが、40代だって、持病がなくたって、重症から死亡という事例を見せつけられると怖いですね。
ヨーロッパで感染力が増している変異があるようでして、それが日本に流入すると更に危険が増します。国内で今流行っているのは東京かどこか国内で変異したもののようでして、これがヨーロッパでの変異のが入ってくると、さらに大変になりそうです。年末年始の人の動きはグッと少なくなるとは期待されますが、それで再び鎮静化するかどうかですね。
濃い緑茶と柑橘類は前に書きましたが、おばあちゃんの知恵袋的な予防法としては、大根おろしなんかも凝っています。今年は飲食店での消費が少ない分、葉物野菜も何もかにも安値ですが、大根もこれまた驚くほどの安値です。この大根を買ってきて、ひたすら下してやる。これは僕の担当でして、カミさんが大根の皮だけ剥くので、それをひたすら無心に下しまくる。だいたい大きめの大根を半分ほどおろして、色んなものにかけて食べるのがお気に入りです。刺身のツマにせず、刺身に大根おろしをかけて、刺身醤油と合わせて食べるのもなかなかですし、蕎麦とか麺類は確実に美味しいですね。豆腐にもいい。
23日(水)
12月23日が天皇誕生日で祝日じゃないという事に気付き、平成も30年間に亘って慣れ親しんできたんだなぁっと実感するのでした。30回あった祝日が突然に消え去っているというのは、ちょっと衝撃が大きいです。12月23日というのは、タイミング的にちょうど休日があると嬉しい時期でありまして、これが消えたのは本当に残念ですね。
ところで、12月23日というのは平成の時代の天皇誕生日であるとともに、いわゆるA級戦犯と言われています東条英機等の処刑された日でもあります。1948年のことでした。当時はまだ15歳の少年であった皇太子に対して、自分の誕生日が来るたびにA級戦犯たちの処刑を思い出させるようにという、連合軍からの処置だったと言われています。まぁ、なかなかに嫌らしさ満載なエピソードですが、それが戦争に負けたという事だったのでしょう。天皇を退位し、上皇となっても、生きている限りは誕生日ごとにその嫌がらせを感じ続けるわけでして、気の毒としか言いようがありません。
そんな平成の天皇誕生日とは関係なく、前日はカミさんの誕生日だったのですが、このコロナ下では大した誕生日祝いもし難いですから、馬刺しを大量に買ってきて、鳥刺しなんかも加えて、生肉三昧のお祝いをしたのでした。酒はシャンパンと純米大吟醸。意外と馬刺しって言うのはシャンパンと相性が良くて驚きます。クリスマスとかだと適当にスパークリングワインで美味しそうなのを見繕ってしまいますが、カミさんの誕生日なので奮発してシャンパンにしたのでした。昨今は近所のイオンで美味しいシャンパンが色々と手に入って驚きますよ。