2018年5月 |
5日(土)
長崎・天草の教会群の世界遺産登録が、挑戦2回目にしてイコモスからOKの勧告を貰ったということで何よりです。大浦天主堂は有名どころで行ったことがありますが、五島や天草へは行ったものの教会群は殆んど見ていないんですよね。五島や天草も行ったのは中心部でして、隠れキリシタンというくらいですから、やっぱりアクセスしづらいんですよね。
世界遺産に登録をされるのを機にして、キリスト教関連ですから海外からの観光旅行客も増えるでしょうし、そのアクセス方法の改善が重要な課題となってくるでしょう。まぁ、そう考えると、宗像大社みたいに世界遺産化する前に見に行ったのも良かったですが、長崎・天草の教会群は世界遺産化されてアクセスが良くなってから行く方がお勧めな気がします。
五島にしろ、天草にしろ、お魚の美味しさ、海の幸の豊富さは絶品ですから、岐阜県をはじめとする海無し県の人達は絶対に行った方が良いですよ。福岡へ来た頃は福岡市内のスーパーで売っている3割引の見切り品ですら美味しかった岐阜県民も、五島や天草の刺身を食べてしまうと、市内のスーパーの3割引の刺身は、まぁこのくらいだよねと余裕を見せながら食べられるようになるのです。
14日(月)
加計問題にしても森友問題にしても、よく分からないことが1つあります。それは、官僚などが政治家に忖度した結果として、普通では起こり得ない取り引きや認可が発生したとして、その責任を負うべきは忖度官僚なのではないでしょうか。政治家が忖度官僚の責任を採るべきだという論理がどうしても僕には理解できないのです。
先日の柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人招致を見ていても思ったのですが、柳瀬元秘書官の発言がすべて正しいとしたならば、首相と加計孝太郎氏が友人関係だということを知りつつ、首相にも黙ったままで、勝手に獣医学部の新設に関して個人的に面会を重ねたということになります。もし、このような忖度官僚の存在が許されるならば、日本の官僚組織は腐敗の頂点に達しているということを意味します。
柳瀬元首相秘書官の発言が正しければ、その発言の中にある情況は、首相秘書官として絶対に越えてはいけない一線を勝手に越えてしまっている情況でして、否定すべき存在の腐敗官僚として、さっさと処分を下さないといけません。世が世なれば、首相が批判される情況を首相秘書官が独断専行で勝手に作っているわけですから、処刑されて晒し首にされてもおかしくなりレベルの失態です。
首相官邸なり、経済産業省なりが、首相にも周囲にも黙ったままで、独断専行で首相を窮地に陥れているこの無能の官僚に対して、どのような厳罰を行なうのかが、事態を見る上で最も分かり易いのではないでしょうかね。もし厳罰に処しないならば、為政者側が忖度を望んでいたとして、批判に晒される側にその時に初めて回ると思うんですよね。
政治家は、どんどん忖度官僚たちを処罰し続けていかなければなりませんよ。