2017年10月 |
5日(木)
前々から気になっていたものに、那珂川の水上クルーズがありました。福博であい橋のところに船着場があり、前を通る度に声をかけられていたのですが、なかなか時間の都合が付かずに未体験でした。それを先日、カミさんとブラブラと散歩していた時に、あまりにも秋の空が清々しくて、こんな日は水上クルーズに最適なんじゃないかと話し合って押しかけたのでした。
大人1人1,000円で、30分のコース。福博であい橋を出発して、キャナルシティの辺りまで上っていき、反転して今度は河口の福岡港の方へと一気に下っていって、また福博であい橋に戻ってくるというコースです。乗ってみたところ、これが想像していた以上に爽快です。右岸と左岸に見える福岡・博多のビル群もいいですし、橋の下を通ってくぐり抜けていき目の前が開けていく様子は、まるでプロモーションビデオを見ているようでして感動的です。
そしてキャナルシティから博多港までの距離なのですが、川の上流の方は波がなく、下流の方になってくると少しずつ波が出てくる様子も体験できまして、しかもかなりのスピードでクルーズ船が走っていくので爽快です。船から橋や川岸を歩いている人たちに手を振ると、結構な頻度で手を振って返してくれるので、さらに楽しさ倍増でして、絶好調に気分が上ります。秋の行楽シーズン、天気がいい日には是非とも水上クルーズ線は体験してみても良いんじゃないでしょうか。
13日(金)
文芸春秋社の社長が、全国図書館大会東京大会で図書館関係者達に対して、新館本をすぐに図書館に入れないでくれというアピールをしたということでニュースになっていました。図書館プラスアルファくらいしか買うことを想定していない研究書と違って、一般向けの書籍は図書館がどれほど購入するかは大きく売上に影響してきます。出版社と図書館という、共に活字文化の担い手である両者が真っ向対立する問題でして、なかなか難しいところです。
個人的な意見としましては、出版社の経営が担保されなければ、図書館が入れるべき書籍も生み出されてこないのですから、文庫・新書・小説・エッセイ・漫画・専門書とグルーピングを作りまして、半年なり、1年なり、2年なり、図書館が購入を控えておく期間を作るべきではないかと思っています。お金を出して読む人と、タダで読む人が、同じタイミングで手に入るというのは資本主義経済に反しています。図書館としては、文化の蓄積場所として長期スパンで書籍を所蔵・閲覧提供すべきであり、民間のビジネスを妨害してまで新刊書の提供をするというのは、悪しき慣習です。タダで読みたい人は、しばらく待てば良いのです。
国が法制化すべきか、業界の内部ルールにするのか、紳士協定にするのか、その辺は難しいところがあります。しかしながら、図書館が活字文化を破壊していくというのは本末転倒のお話でして、出版社が良い本を作ったら儲かるというメカニズムを維持する事は、非常に重要なことだと思っています。何らかのルール作りをして当然ですし、遅すぎるくらいだと思います。
20日(金)
部屋に少々緑があった方が良いんじゃないかということになりまして、だからと言って人工的な石油由来の植物もどきには触手がそそられず、初心者用の実際の植物を購入してきました。1つはテーブルヤシという小型の椰子でして、椰子といっているくせに直射日光が苦手で、部屋の真ん中くらいにあるテーブルに乗せておくだけ。しかも水も少々で良いという優れものです。ただ、テーブルヤシはあまり大きく育つ植物ではないらしく、それが観葉植物的にはいいのですが、少し物足りなさも感じる植物です。
もう1つは、ストレリチアというこれも初心者用の観葉植物を買ってきました。ストレリチアっていうのは種類が豊富にあるようでして、我が家に来たのはストレリチア・オーガスタというタイプのものです。これもまた直射日光が苦手で、ただテーブルヤシよりはもう少し日光が好きなタイプです。そのため、直射日光の当らない窓辺に置いています。こちらも冬場は水があまりいらないタイプですが、夏場に成長をするところがテーブルヤシとは違います。思い立った時期がイマイチですが、この冬を越したら来年には成長を始めるのではないでしょうか。
他にも色々と買ってきたのですが、とりあえずはこの2つがまずは初心者用としての手始めなのでした。
ところで話は変わりますが、今年も人間ドッグを受けて色々と指摘を受けたのですが、中でも尿酸値が高いという指摘が今年も続いています。病院の先生に、この数値はいつ通風を発祥してもおかしくないから、尿酸を輩出させる薬を出すくらいの数値なんだという説明を受けまして、尿酸値を下げる薬を飲まなきゃいけないんだなぁっと思って聞いていたのです。
ところが、尿酸値が高くてもまだ痛くはなっていないから、中性脂肪も高いし、γGDPも高いし、生活改善で数値を落とすようにしろと言われまして、酒を控えろ、体重を下げろ、運動をしろ、野菜を沢山食べろ等という指令のもと、薬は出さずに様子見をしてみるといわれたのです。おい、さっき、いつ通風になってもおかしくないと言ったじゃないかと思いつつ、薬を貰えないので自己努力で尿酸値を減らすしかないのです。。。
最後にプロフィールのところで、京焼に関する資料紹介を載せておきました。戦後直後に京都市が作成した資料の復刻ですが、戦時統制下の丸芸作家・丸技作家に関することが言及されていたりとなかなか珍しい資料です。