2013年4月

1日(月)
 エープリルフールですが最近のカミさんのヒット料理でもご紹介を。米は釜で炊くのが信条のうちのカミさんですが、鮭とワカメの炊き込みご飯が絶品でして、これは紹介せずにはいられません。鮭は事前に軽く火を通して身をほぐし、それを米と出汁と共に炊き合わせます。この時に、単なる鮭の身ではなくハラスを使います。そして炊き上がった後に、水で戻したワカメを混ぜ加えまして、もう一回釜の蓋をして蒸らします。こうして出来上がった鮭とワカメの炊き込みご飯が凄いのです。自分のボキャブラリーの少なさを嘆くくらい、鮭とワカメの相性は抜群です。あまりにも美味しいのでもう一度リクエストをしてしまったくらいの最近の大ヒット料理なのでした。

 ところで話は変わりますが、原朗先生が『日本戦時経済研究』と『満州経済統制研究』の2冊を刊行されました。今まで、戦時研究のための不可欠の論文であったのになかなか入手しづらかったものが、著書としてまとめられたので若い世代としては大助かりです。まだ通しては読んでいませんが、ペラペラとめくっていたところ、『満州経済統制研究』の方の後書きに、研究業界をめぐる重要な問題提起が含まれておりまして、経済史研究者に限らず、研究者や研究者を目指す者には必読の文章ではないでしょうか。

9日(火)
 鉄の女サッチャー元イギリス首相が亡くなりました。レーガンとミッテランはすでに亡くなっていますが、1980年代を作り上げた偉大な指導者の1人でして、評価は色々とあるでしょうが、あの時代を語るのに欠かすことは出来ない人物でした。大学で授業をするときにも、サッチャーによる新自由主義の話は避けては通れない話しですけれども、訃報に接するとなかなか感慨深いものがあります。多分、サッチャリズムが無ければレーガノミクスはなく、レーガノミクスが無ければ中曽根改革も無く、中曽根改革が無ければ小泉改革は無かったんじゃないかなぁと、歴史のイフへと思いを馳せてしまいます。

 ところで、僕が担当しています九州大学大学院の比較社会文化学府が、文部科学省の設置申にかかる事態になってしまっておりまして、日夜膨大な書類の作成に追われているところです。自分が過去の何年何月に、どこで、何をやったのかを、200字要約をしつつ、文部科学省の指定の書式に則って逐一すべて明らかにしていかなければならないという修行のような事態でして、他の一切の業務が停止してしまっている状況です。授業ノートのブラッシュアップも途中で止まっていますので、これは授業をしながらブラッシュアップをしなければと、後ろに仕事が先送りになっているなぁっていうところです。。。

30日(火)
 文科省に提出する資料が、追加で発生しててんやわんやな状況です。いつになったらこの書類作りの日々が終わるのか分かりません。ところで、最近気になる話としては、河口湖の水位がべらぼうに低下してしまいまして、湖底が見えている状態っていうお話です。河口湖は、大学生の頃にはしばしば行っていたところでして、何回行ったのかは正確には覚えていませんが、5回以上10回未満は合宿やら何やらで遊びに行っています。あのなみなみとしていたはずの湖面の昨今の状況を見ていると、少々恐ろしくなってきます。

 そして、河口湖の水位が下がるって言うのは、やはり富士山の噴火を懸念させる材料です。浅間山や阿蘇山が噴火するよりかは被害が小さいでしょうが、富士山の噴火って言うのはしばらく無い事態でして、安政の噴火があったのか無かったのかはよく分かりませんが、明確にあったといえる宝永の噴火から数えて300年くらいですから、かなりのパワーを溜め込んでいるのではないでしょうか。富士山の場合は、噴煙による被害が顕著なのが特徴でして、江戸時代ならばともかく、昨今だと飛行航路とかに多大な影響を与えるであろうなぁって言うのが懸念されるところです。何も無く、河口湖も元に戻ってくれると良いんですけどね・・・