2023年1月 |
6日(金)
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年早々少子化対策が話題になっていますが、前にも書いたように出産助成や保育施設拡充や子ども手当などは子育て支援であってそれはそれで大切なことではありますが、しかしながら、それは少子化対策ではありません。厚生労働省の官僚が財務省から予算を分捕る際に、あたかもそれが少子化対策であるかのように偽装して子育て支援資金をゲットする東大話法としては意味がありますが、それは本質的に少子化対策とはなり得ません。
子育て支援を担当しているために東大話法を使っている厚生労働省の官僚以外で、出産助成や保育施設拡充で少子化対策になると言っている人間がいたとしたら、それは嘘つきの詐欺師か詐欺師に騙されたバカかのどちらかです。
出産助成や保育施設拡充で少子化対策に成功した市町村は存在します。しかしながらそれは、他市町村にいるはずだった出産希望世帯・子育て世帯を奪ってきたゼロサムゲームの勝者というだけの話です。市町村レベルでは上手くいく政策なのですが、国レベルだとまったく意味をなさない政策なのです。都道府県や市町村ですべき少子化対策(という名前の住民分捕り合戦)を、国レベルで議論する滑稽さ。それは詐欺師かバカです。
太平洋戦争も佳境の時に、東条英機内閣では町村レベルでするような話題ばかりを国レベルで真剣に討議し、戦況や外交などが話題の際には閣議もだんまりだったというエピソードが残っていますが、少子化対策をしなければならない局面で出産助成や保育施設拡充、さらには子ども手当の議論をするのはこれと同等です。現実を直視せず、少子化問題の敗戦へとまっしぐらに突き進んでいます。
少子化の根本的な問題は婚姻率の減少でして、その原因は金銭的なものに由来しています。つまり、少子化対策の財源のために増税をするというのは、少子化を加速させる最もばかげた行為です。増税をすると官僚レースで上を目指せる財務官僚たちと蜜月な岸田内閣は、少子化対策を名目にして少子化を加速させる愚行へと突き進んでいます。
20代から30代前半までの可処分所得を増やす方法を考えることこそが本来的な少子化対策です。出産可能年齢の人々の手取り収入を増やさなければ、少子化は解消されないのですが、これではどの省の官僚も出世レースに加点できないために、霞が関と蜜月な岸田内閣では実現できないでしょう。終わっています。
少子化を加速させる増税を、少子化対策の名目で行うというのは、まさに異次元、というよりも亜空間です。
岸田増税をしたならば、岸田不況がやってくるだけでなく、少子化を加速させて岸田少子化を発生させます。現在の日本における物価上昇は、別に景気が良くなったから物価が上がっているのではなく、円安やロシアとウクライナの戦争による物価上昇が理由です。そのため、好景気の中で戦争によるインフレが発生した他国とは異なり、日本の場合には絶対に増税など行ってはいけない状況です。
防衛増税だけでも馬鹿げているのに、少子化対策を名目にして少子化を加速させる増税を企図するという、財務省の省利省略のために動く岸田内閣は本当にヤバい存在だと思うのです。
10日(火)
昨年末のクリスマスは寒波が襲っていましたが、今年の正月はほどほど、そして正月明けはだんだんと温かい冬になっています。ただ、1月後半から2月にかけては、また寒い冬に戻るということで少々心待ちにしているところです。暖冬は気分的に体がシャキッとしませんので、突き刺すような寒さの冬に戻って欲しいところです。
ところで、大善寺の鬼夜を3年ぶりに行ったというニュースが流れていましたが、筥崎宮の玉せせりも、西宮の福男も、どこも3年ぶりの神事のニュースが流れていて、どこかホッとする気がする一方で、コロナ第8波の死者数が過去最高などというニュースも流れていて、致し方ないとはいえ目出度さも中くらいなりといったところでしょうか。今年は行動制限の規制が行われない関係で、インフルエンザも3年ぶりに流行っているということで、コロナとインフルとのダブル流行という事態になっています。
こうなってくると、ちょっとした風邪なのか、インフルエンザなのか、コロナウイルスなのか、素人にはよく分からないところがありまして、しかもちょっとした風邪くらいはコロナ前でもひいたわけですから、どうやって見分けたら良いのか悩ましい限りです。普通の風邪と軽症のコロナの違い、インフルエンザと中症から重症のコロナの違い、この辺の簡単で素早い見分け方が分かると良いのですがね。
17日(火)
夕刻の博多駅近くでのメッタ刺し事件というのは、さすがに衝撃的です。まだ犯人も捕まっていませんが、被害者の女性が事前に警察署へ相談をしていたとか、男女が直前に口論をしていたとかいう情報からストーカー犯罪が疑われます。ちょっと前にニュースになっていましたが、福岡は全国平均と比べてストーカーの相談件数が3倍という、異常な数値を叩き出していたのが思い出されます。
ストーカーの多さもそうなんですが、僕の肌感覚だと、逆恨みしているような人や、誰かの悪口を言い続けているような人とか、そういう人の割合が福岡博多はとても高いと思われます。単なるスカブラ案件もあるのでしょうが、それだけでなく、どうも認知の歪んでいる原因の何かがありそうなのですが、そこの所はよくわかりません。とにかく、事実とは異なる、または事実なんてどうでもいい、思い込みの激しい人が多い特徴がありまして、謎ですね。
そんなわけで重大犯罪とかもよく起こっていますが、しかしながら今回の現場は博多駅のホテル日航側の歩道のようでして、博多駅から呉服町を経由して博多港へと向かうかなりメインの道路の、博多駅に近い部分の角地です。地下鉄工事をめぐる陥没事故があった場所からも、それなりに近いです。あんなところでメッタ刺し事件が、しかもまだ人通りも多い夕刻に起こるなんて言うのは衝撃的ですね。事件の場所に驚かされたのでした。
24日(火)
先日、家族で焼き鳥を食べに行った帰り道、文化街をぶらぶらと歩きながらケーキ屋さんにでも寄って帰ろうかっていう話をしていたところ、まだ19時くらいでしたが、バラの花束を持ってスーツできめてほろ酔い気分のオジちゃんが、何だか楽しい気分になって話しかけてきまして、ケーキ屋さんのホールケーキをプレゼントしちゃるっと言うことで、ケーキ屋さんを捕まえてホールケーキをゲットし、僕らに渡して颯爽と過ぎ去っていきました。カミさんと、多分何か良いことがあったのだろうねなどと話しながら、幸せのおすそ分けをいただきました。
この文化街のケーキ屋さん、必勝堂さんといって、三菱UFJ銀行のとなりの路地の所にあるパン屋の必勝堂さんと同じ店名なのですが、関係性はよくわかりません。ただ、どちらも美味しくて時々寄るのですが、こちらのケーキ屋さんの必勝堂さんの方は、普段はモンブランが好きで買っていたのですよね。あと実は、トミカのミニカーのロウソクが買えるという珍しいお店なのです。
もともと、モンブランは普通に美味しいなぁっとは思っていたのですが、オジちゃんに渡されたホールケーキを食べて、今までスルーしてきたイチゴケーキの美味しさに驚愕です。ちょっと今まで食べてきたイチゴケーキとはレベルが違う。美味しすぎる。確かに、ご機嫌なおじちゃんが道行く人へと宣伝したくなった気持ちがわかります。これは美味しい。上に乗っているイチゴと、中に入っているイチゴで味が変えてあり、しかも、スポンジもクリームも絶妙な甘さで、確かにこれは夜の街で酒を飲んだ後だか最中にも食べる美味しさです。
あまり甘いものを食べないカミさんも、ホールケーキの4分の1くらいを一気に食べていましたから、かなり美味しいのは間違いありません。