2024年5月

7日(火)
 GWは筑後エリアから出たのは大学へ出た以外では、どんたくの時に天神に出たくらいでしたが、福博出会い橋のところで九州クラフトビールフェアをやっていたので、カミさんとふらっと立ち寄ったのでした。八女ブルワリーのはGW前半で楽しんだので今回は脇へ置いておき、門司港と大分、山口の地ビールを堪能しました。アクロス裏の天神中央公園にも屋台が沢山出ていまして、箱崎の放生会のときに顔なじみの朝倉の唐揚げ屋のお兄ちゃんの顔を見かけ、そこで絶品の唐揚げもゲット。

 それ以外の発見としては、〈道の駅みやま〉のフードコートにある〈イワナガ〉さんというお肉屋さんがやっているお店があるのですが、そこの〈玉めし〉というのは半熟卵を入れ込んだおにぎりでして、これも凄い。一番人気は醤油タレをご飯にしみこませた〈玉めし〉らしいのですが、麦とかが入った雑穀の〈玉めし〉が個人的には一番推しです。プチプチ感が加わって、半熟卵のトロ〜りとのコントラストがいけてます。カミさんからの強い要望で、2日間も通ってしまったくらいでした。ちなみに〈ステーキ丼〉も美味しくて、肉は勿論美味しいですが揚げ茄子がよく合う。

 八女は八女茶のイベントは混むだろうから避けて、〈べんがら村〉っていう施設に行ってきました。八女ブルワリーが併設されているところでして、レストランの飲み比べもできます。八女といえば〈八女ふくふく豚〉。久留米で食べる八女の豚さんが美味しくて良く知っていたのですが、メニュー表を見ていて一つの驚きが・・・八女で育った博多和牛もありました。常々、博多和牛って福岡市のどの辺で作っているんだろうかと思っていたのですが、筑前を飛び越え、筑後の八女の自然の中でも育まれていたのですね。博多和牛の飼育範囲、思っていたよりも広そうですね。

 という感じでGWは満喫したのですが、〈光る君へ〉は待ちに待った玉置玲央の最期。綺麗な道兼になって死亡フラグを立てていましたが、天然痘に苦しんでの逝去を演じ切っていました。カミさんと話していたのですが、最期に近づくにつれて段田安則に似ていく。怖ろしいほどに段田安則になっていく。そういう演技をしたのか、メイクの関係なのか分かりませんが、邪険に扱われて怒りながら、しかしながらそれでも愛した父親に似ていくというのは、いやー最期の最期まで凄かった。平安時代の仏教感も描きだしているし、ほんといいわぁ。
 
 そのコントラストに、天然痘の流行のさなかに宴会を開催して求心力を高めようという三浦翔平が演じる藤原伊周のクズっぷりが、ついこの前までのコロナの時世への皮肉ともなっていまして、今年の大河ドラマは本当に攻めていますね。首相公邸で宴会をやっていた岸田翔太郎案件を揶揄っているのか、それとも別のケースを揶揄っているのかは分かりませんが、NHKの攻めっぷりが清々しい。どのラインまで攻められるのか、頑張って欲しいものです。

 そして玉置玲央の最期とともに、吉田羊の母ちゃんっぷりがこれまた見事でしたね。せっかくの久留米出身の吉田羊ですから、カミさんとひっそりと応援をしながらみていたのですが、一条天皇へと滔々とそして切々と語りかける母ちゃんっぷりっていうのは、筑後の強い女性を体現していまして流石です。しかも結構な長台詞をすらすらと捲し立てていく様子は、舞台女優出身の吉田羊の見せ所っていう感じでして、線の細い一条天皇や高畑充希との肝っ玉の違いが見ていて震えました。吉田羊の暗躍は今回が最後なのでしょうけど、もっと母ちゃんの迫力見たいなぁと思わせる名演技でしたね。

 次回は花山天皇が再登場して平安にいにいも暴れますから、やっぱり王朝物は楽しいなぁ。平安にいにい、そのうち刀伊の入寇までやるのかな。

 話はかわりますが、4月に同志社大学の人文学研究所の研究会で講演を行ったので、そのレジュメをプロフィール欄に更新しておきました。九州大学のリポジトリは、レジュメをワーキングペーパー代わりに使ってくださいというサービスもやっています。いわゆる盗作の防止・盗作された時のための対応ですね。そのうち活字になる原稿ですが、先にレジュメの方をアップしておきます。

14日(火)
 週末に風呂掃除をしていたところ、カビ取りように床に垂れていた塩素で滑ってしまいまして、盛大な尻餅をついてしまったのでした。尾てい骨への強打によって激痛が走り、しばらく立ち上がることができず、10分くらいして立ち上がったものの、腰から背中にかけても激痛が走っていてそのまま倒れこんだのでした。週が明けて昨日、整形外科でレントゲン写真を撮ってもらったところ、骨折はしていないし大きなヒビも入っていないとのことで、取りあえずは一安心ですが、2週間くらいして痛みが続くようだったらもう一度レントゲンを撮ると、やっぱりヒビが入っていたねぇっていう事はあるようですが、まぁ骨折でもヒビでも単なる打撲でも、尾てい骨の場合には安静にしているくらいしか治療法がないとのことで、どうしようもないところです。

 整骨院にも行ったところ、腰から背中にかけては、背骨を守るために筋肉が瞬時に硬直したためだという事でして、腰から背中にかけての激痛をほぐしていく必要があります。最初は、背骨がズレているんじゃないかと思ったのですが、どうやらそういうお話ではないようでして一安心ですが、でも腰から背中、横腹のあたりまで全面に痛いのは勘弁してほしいところです。背骨を守るために頑張った筋肉たちですから、褒めてやるしかないのですが、まぁそれはそれは痛いですね。

 それにしても風呂場の掃除をしてやらないと、風呂場はカビだらけになってしまいますから、掃除をしない訳にもいかない。我が家では風呂場の掃除は僕の分担です。福岡に住んでいた頃は家が狭いだけでなく風呂場も狭かったために、それほどに掃除が大変という事もなかったのですが、久留米にきて家が広くなっただけじゃなく風呂場まで広くなってしまいまして、それはそれで開放感があって良いのですが、掃除には大変ですよね。風呂場掃除の大変さっていうのは、単純に面積に比例しますからね。考えてなかったなぁ。腰も背中も痛いなぁ。

23日(木)
 先週末に京都へ行ってきたのですが、錦市場で買い食いをしようと思ったら驚くほどの人の量。インバウンド客が多いのですが、食べ歩きはもう無理な状況になっていまして、買ったらお店で食べるようにとアーケードの中をアナウンスされていました。ハモ天を食べつつ、ビールが飲みたくなるのをグッと耐える。おのぼりさんだと分かっていても、この季節は錦市場でハモ天を食べる幸福感には勝てません。

 それにしてもインバウンド客で賑わっているために、色々と高くて目玉が飛び出ます。久留米だと5-6本くらいで200-250円のヤングコーンが、丹波産で錦市場で売っているというプレミアムがついているとはいえ5本で600円。道の駅久留米で650円のホンモロコの甘露煮が、琵琶湖産で錦市場で売っているといプレミアムがついているとはいえ1850円。他もいろいろと見て歩いていましたが、ほぼほぼ3倍の値段がついているのを見て、怖気づいて尻を巻いて退散したのでした。

 しかしながら、だし巻き卵だけはちょっと高いなぁっと思いがらも恐る恐る手を出してみることにしまして、1950円を奮発して1本買ってみたのですが、いや確かに美味しいわ。これは美味しいわ。たぶん、観光客向けにちょっと味を濃いめに作っているのでしょうけど、ビックリするくらいに美味しいだし巻き卵に出会ってしまいまして、おのぼりさんとしては大満足だったのでした。

 あとは湯葉を買って、山椒を買って、七味を買って、我が家のご飯のお供がちょっと充実したのです。

28日(火)
 段田安則に井浦新、玉置玲央まで退場してしまった〈光る君へ〉は陳腐化するかもと心配していたのですが、定子中宮をする高畑充希の迫真の演技もありましたし、他もすごくいい演技を続けています。三浦翔平とかってもっと軽くて印象も薄かったのですが、年もいって素敵な役者さんになってきたのが分かりますし、ウイカの清少納言も最初の嫌な女からの推しへの愛が、とても素敵です。枕草子をドラマに入れ込むとか、いやはや頭の中で勝手に枕草子が流れていくような感じがして、大河ドラマ、やればやれるんじゃんという感想です。

 源氏物語や紫式部日記だけじゃなく、蜻蛉日記、小右記、枕草子、御堂関白記や色んな和歌集など、これでもかと国文学の知識を詰め込みまくっていて、王朝文学が好きな人にはたまらないでしょ。これ。僕なんかも王朝文学については中高生レベルで止まっていますが、それでも記憶をよみがえらせながら十二分に面白くていけます。現役の中高生なんかが見ても面白いつくりでしょうが、大石静らしくラブシーンもちらほらありますから、中高生のいるフリーズしているお茶の間もあることでしょう。

 ところで、蓮舫が都知事選出馬という事で、小池百合子ともじって、緑のタヌキと赤いキツネの戦いなんていう表現をされている方がいるようでして、世の中、素敵な才能にあふれているなぁっと感心します。緑のタヌキが現役の有利さを生かすか、赤いキツネが挑戦者の勢いを得るか、それとも第三者が躍り出てくるか。東京都知事選は相変わらずのネタの豊富さですね。

 すぐに衆議院選も参議院選もある訳で、退路を断っていない赤いキツネよりも、最後のお仕事をする緑のタヌキに軍配は上がるかなぁっという気が今のところはしますが、東京の空気はよく分からないからなぁ。どうなるでしょうかね。