2016年10月 |
5日(水)
前にも書いたかどうか忘れてしまいましたが、今年は1限の授業が割り振られています。浪人時代、大学時代、大学院時代、そして働き始めた後も、1限の授業というのは避け続けていたわけですが、なんと高校3年生以来の1限からの授業です。もう何時に寝たらいいのか、起きたら良いのかもよく分からないところからの出発です。しかも台風18号が北部九州へと接近して、もしかしたら休講になるかもという思惑もあり、今日はなんと朝の5時には目覚めてしまって次第です。
まぁ、休講になったらなったで補講とかが面倒なので、教員の立場からすれば授業はあった方がいいのですが、学生時代の気持ちが忘れられず、台風で休講になってしまうことを、ついつい期待してしまうのです。しかし、JR筑肥線は前と比べてなかなか運休しない路線に変わっていまして、それなりの強風が吹きつけていたのですが、何ら問題なく運行していたようです。もうすぐ上場するJR九州さんの努力に感服です。
ところで先日、ふらっと京都へと行って、しかも久方ぶりに清水の方まで足を伸ばしてブラブラしたのですが、2012年に京都陶磁器会館というのが新装オープンしていたことを漸くと知りまして、若手作家さんたちなどの作品群を見て参りました。しかし京都は行く度に人出が多くなっていて大混乱に圧倒されるのですが、外人さんが大量に陶磁器会館で作品を買い込んでいまして、何処の国へ行く器なんだろうなぁっとボーっと見ておりました。京都の焼き物やさんたちがモダンな会館で展示・販売していまして、そのコントラストもけっこう見応えがある施設ですし、やっぱり京都は作品がオシャレですよね。
18日(火)
42歳の誕生日を迎えたわけですが、昨今の一番の話題というのは、人間ドックでピロリ菌が発見されてしまいまして、ピロリ菌を退治する薬を1週間に亘って飲んだことでしょうか。お医者さんからは、来年の人間ドックの時に除去されたかどうか確認すれば良いからと言われているので、ピロリ菌が退治されたか否かが分かるのは来年のことです。しかしながら、ピロリ菌の除菌率っていうのは75%くらいのようでして、本当に除菌されているかどうかが気になるところです。
そんなこともありまして、ピロリ菌を退治する話をネットサーフィンをしていたところ、乳酸菌のうちの幾つかは、ピロリ菌退治に効果があることが出てきました。LG21乳酸菌がピロリ菌退治に最も効果が高いのが有名ですが、LG21乳酸菌が属するラクトバシルス属がだす乳酸にピロリ菌が弱いということらしいです。
ということでラクトバシルス属かぁっと眺めていたのですが、なんとカゼイ菌もラクトバシルス属らしく、カゼイ菌といえば夏に行った人吉の〈球磨の恵み〉っていうヨーグルトがこれに属しています。最近我が家では、せっかくの縁が出来たこともあって熊本復興応援も兼ねつつ〈繊月〉を愛飲しているのですが、これを機にヨーグルトも〈球磨の恵み〉を買い込むようになっています。
そしてこの〈球磨の恵み〉っていうのは、〈究極のもっちり〉と書いてあって、それもあって興味を惹かれて買ってしまったのでした。1kgで500円くらいです。ヨーグルトなのにキログラムで売っています。食べたところ・・・あまり他のヨーグルトと大差がない、ということでこんなもんかと思い、当然1kgのヨーグルトなんて1度では食べきらないので、冷蔵庫にしまっておいたのでした。
すると、次の日には大量の水分が出ていまして、それに反比例的にヨーグルトが固くなっています。水分を取り除きつつ少し食べて残りを残しておくと、次の日にはさらに大量の水分が出ています。この繰り返しによって、この〈球磨の恵み〉だんだんとモッチリへ、そしてクリーミーへと変化していくこととなるのです。ヨーグルトなのにまるでクリームチーズのような食感となりまして、驚くほどに美味しく変化していきます。そんなわけで、42歳にしてヨーグルトにはまってしまったのでした。
21日(金)
この10日間ほど、冷泉公園でオクトーバーフェストをやっていることもありまして、カミさんと一緒に少々堪能してきました。日頃から尿酸値に気をつけてビールやソーセージとかは控えているのですが、お祭りということで開放して久々にビール三昧な時間を過ごしたのでした。バイエルンビール協会が公認している日本唯一のオクトーバーフェストでして、なんで福岡のだけが公認されているのかは良く分かりませんが、ミュンヘン近辺の珍しいビールだらけで最高です。
そもそも日本人が持っているドイツへの印象っていうのは、プロイセンであり、ビスマルクであり、黒と赤(と黄色)の国旗で、厳格で、冬の寒さをひしひしと感じる感じなのですが、このバイエルンやミュンヘンがこぞってやって来ているオクトーバーフェストは、そのような日本人が持っているドイツの印象を打ち壊す役割も果たしているのでしょう。バイエルンの国旗は水色と白であったこともあり、現在も水色と白のチェック模様が州旗でして、オクトーバーフェストの会場もこの明るい水色と白であふれています。そして、陽気に歌い、踊り、ビールとドイツ料理で楽しく大勢で過ごすのです。
例年、だいたい土曜日か日曜日に行くこともあって、メインテントの中には入れないで外れの方のテーブルでまったりと飲んでいるのですが、今年は空いている時間を見つけて平日の空いている時間帯に入りまして、メインテントの中でオクトーバーフェストの真骨頂を楽しんできました。ビールやドイツ料理を堪能するだけではなく、メインテントの中の方が、ステージのドイツ音楽も楽しめるし、もうなんて言うか、お祭り感満載です。
カミさんもテンションが上って、フェルト生地で作られたトンガリ帽子を買って被っていまして、女子会仲間へのお土産にしたいと叫んでいました。まぁ、うちのカミさんが最年少で、最年長は70代の女子会ですので、そこにトンガリ帽子は・・・・魔女会になってしまうだろと止めたのですが、残念そうでした。
あと、安心して貰いたいのは、ドイツのオクトーバーフェストとは違って1杯が1リットルではなく0.5リットルですので、何種類かの飲み比べを出来るのです。日本人的には同じ味を1リットル飲むよりも、色々と味見が出来た方が楽しいですよね。