2021年8月 |
2日(月)
30代から40代の女性によく出ると言われるモデルナアームですが、何と僕にも出てしまいました。ワクチン接種の直後の副反応ではなく、それから回復して9日目からの再度の体調不良。今回は、腕が熱を持ってきて痒くなるのに加えて、腕の下のリンパが腫れて痛くなり、さらには下痢と足の指のしびれ、そして倦怠感がまた出てしまいました。いったい何なんだと思いつつ、症状としてはそれほど珍しいものではありませんが、40代男性でモデルナアームが出るっていうことは、モルモットとしてけっこう珍しくて優秀じゃないかと感じるのでした。
しかし、1回目のワクチン接種でこれだけ何から何までオンパレードで出ていますと、2回目がかなり怖くなってきます。幸いにも、発熱だけは無かったので、まだ何とかなったのですが、2回目は高熱が出る可能性が高いということで、今から戦々恐々としています。うちのカミさんは早くも2回目の職域接種を終えていますが、少しだけ体調不良だっただけで、あとは回復してしまっています(まぁ、カミさんも1回目にモデルナアームが出たから、この後の推移は分かりませんが)。しかし実家の方では、うちの親は高齢者なのに発熱したみたいでして、やっぱり遺伝子的にmRNAワクチンと相性良くなさそうだよなぁ。
とりあえずはアセトアミノフェン系とロキソプロフェン系の2系統の解熱鎮痛剤を買い込んでいますので、用意は万端ではあります。カミさんがちょっとだけ飲んだものの、自分用としてかなり残っているので準備は出来ていると言えますが、しかし2回目のワクチンは嫌だなぁ。もともと体温がそれほど高くないうえに、ほとんど風邪をひいたりする体験が無いために、たまーにちょっとした熱(37.0℃とか)でも出すと、それだけでけっこう深刻なダメージでして、体温計を見てイメージする以上の体調不良になったりします。
カミさんがインフルエンザで高熱出して寝込んでいるようなときでも、その隣で寝ていても寝汗をちょっとかいたぐらいで終わりますから、とにかく高熱とは縁遠い。いやほんと、37.3℃を超える自分の体温なんて、10代以降には見た記憶が無いのだけれど、37.0℃とかでも大変ですよ。それが38℃とか、38.5℃とか、僕の人生における未体験ゾーンの数値についての情報に溢れています。腰痛で倒れることは身近でも、高熱というのは人生における想定外でして、もうそれを考えただけでも憂鬱になってしまっています。
10日(火)
ワクチンの副反応が、欧米などと比べて日本人には特異に多くでているとかで、mRNAワクチンは他のワクチンとは違うのではという話題が出ています。つまり、他の不活化ワクチンとかが体重などにあまり関係なく接種量が決まっているのに対して、mRNAワクチンの場合には体重によって接種量を変える必要があるのではという仮説です。日本人の平均体重に対して、アメリカ人とかの平均体重は男女ともに20sも多いとかで、そこに合わせた接種量だと日本人には多すぎるのではという推論です。
もし上の仮説が正しいとしたら、子ども達へと接種する場合には、特に接種量を減らす必要があるでしょうから、12歳からワクチンを打つという議論も出ているところですし、早く判断をする必要があるのでしょう。アメリカ女性の平均体重で70sとかあるのとくらべても、中学生とかの体重なんて遥かに少ないですし、ましてやアメリカ人男性の平均体重90sと比べたら、接種量が多過ぎてくるのは明白です。
ところで、僕の体重はアメリカ人の平均体重よりも多いですから、アメリカ人基準で言っても体重的には問題ないはずなのに、それでも副反応がけっこうでてしまいました。昔は筋肉量がそれほどなかったので、体の大きさの割には体重が軽かったのですが、想定外の付加トレの結果として脂肪に筋肉が付く状態になりかなりウェイトが増しました。完全にレスラー体型です。ということは、接種量に関係なく僕は体質的に副反応が出やすいらしく、2回目に向けてなんら心穏やかな話にはならない・・・
また、海外ではワクチン接種後に1週間ほどは激しい活動を禁止しているのに対して、日本では体調が回復次第、普通に行動して良いかのようになっています。この辺も、疑問なところです。1週間を過ぎてモデルナアームを体験した身としては、その間中はワクチンが体の中でまだ暴れている状態でしょうから、1週間どころか10日間くらいは激しい運動は避けるべきなんじゃないかと思っています。体重の仮説もそうですが、接種後の安静期間についても再検討した方がいいような気がします。
話は変わりますが、久留米市へ引っ越してから37℃、38℃という気温も体験することになりましたが、これが想定外に過ごしやすい。筑後川があるものの風が吹いていて、思っていたよりも湿度が低いのです。多治見の40℃というニュースを横目に見ながら、多治見と比べて格段に楽だなぁと実感するのでした。それどころか、福岡市は海からの風が湿度を持っていますから、福岡と比べても不快指数が低いのです。これは嬉しい誤算でした。
前に佐賀市へ行った時にも、福岡市と比べて青天が多く湿度が低いことを感じていたのですが、同じ筑紫平野だけあって久留米の方も青天が多く心地よい風が吹いて湿度が低いです。そのために気温は福岡市よりも久留米市の方が高くても、汗がまとわりついてくる気持ち悪さが少ないのが嬉しい限りです。日本海のジトっとした感じがあるのが福岡県の気候だと思っていたので、筑後へ来ると全く環境が違っていることが発見でした。
そんな気候が関係しているのかどうかは知りませんが、福岡市の人たちよりも筑後の人たちの方がカラッと明るい感じの人が多いです。勿論、福岡市にもカラッと明るい人たちは沢山いましたが、それは九州各県や山口だったりの出身なことが多く、意外ともともとの福岡の人っていうのは日本海の人たちだなぁっと思っていました。ところが久留米の人たちっていうのは、宮崎県の人たち程はカラッと明るくはありませんが、宮崎と福岡市の中間くらいの性格でしょうか。筑後のお国柄は筑前のお国柄とは違っていて、それもまた面白いのです。
20日(金)
久留米へと引越しをするのに際して、不動産屋さんなんかからもアドバイスを受けまして昨今川が溢れやすいエリアは避けていたので、うちの近辺は特段の異常もなく大丈夫でしたが、散歩や買い物に出かけるエリアはそれなりに水没していまして、なかなか大変な状況です。引っ越し前に福岡市で借りていた家も、入居した時点で築30年を超える古い家で、最終的には築50年近くまで住んだのですが、今回も築30年を超える家なので、まぁ水害が襲ったらけっこう大変なことになってしまうでしょう。
筑後川はやはり結構大きな川でして、この筑後川の本流の方は国土交通省がかなり力を入れて整備をしているために、それほど簡単には氾濫しない状況なのですが、沢山ある支流の方が溢れます。筑後川からの逆流を防ぐために、水門を占めてポンプ排水へと切り替えるのですが、このポンプ排水では追いつかない量の水が流れてしまうようです。まぁそれでも筑後川が逆流するよりは被害が少ないのでしょうが、ポンプの性能を上げるなり、ポンプの数を増やすなり、何らかの対応が必要なようです。
うちの近所にも池町川という筑後川の支流が流れているのですが、この下流が結構氾濫するエリアのようでして、今回も氾濫してしまっていました。不動産屋さんによると、うちの近所で池町川が氾濫したとしても、辛うじて玄関の中までは水は入ってこないけれども、道路は軽く水が浸かってしまうということでした。そのためでしょうか、段差がない公共施設やお店などは土嚢袋が置かれたりしていました。もっと雨が降る際には、うちも土嚢袋が必要なのかなぁっという話をカミさんとしていたのですが、まぁそんなこんなの対応も、筑後川の本流が溢れてしまうと、どうしようもないんですけどね。
話は変わりますが、福岡も緊急事態宣言にまたまたまたまた突入です。今度はデルタ株ということでして、今までよりも感染力がアップしているとか。久留米でも幼稚園での園児たちのクラスター感染とか発生をしていて、もうどうしたら良いのか分かりませんね。デルタ株は今までよりも低年齢への感染も増えそうという事でして、ワクチン接種を終えていない10代や10歳未満が感染し、それが大人へと家庭内感染というルートも増えていくのでしょう。
まぁ幼稚園での園児へのマスクは現実的ではないにしろ、中学生や高校生などの電車内等での会話は目を覆うばかりに酷い状況ですから、あれは学校内では尚更のことでしょう。スペイン風邪の際には、子どもや若者の死亡率が高かったことが知られていますが、今回の新型コロナも何処かの段階で子ども達の死亡率が高い変異株へと変わる可能性があります。そうならないことを祈るばかりですが、いまの初等・中等教育の状況を踏まえると、そういう方向へ変異をしたらかなり危険性が高くなりそうですから、ほんと綱渡りですね。